バレンシアの火祭りFallasの熱狂

¡Buenas!スペインのバレンシアの留学中の島本和樹です。

皆さん、スペインの三大祭りはご存知ですか?
スペイン三大祭りは、「バレンシアの火祭り」「パンプローナの牛追い祭り」「セビージャのフェリア」は日本でもTVなどで取り上げられ、知っている方も多いと思います。

今回は、スペイン三大祭りの一つと言われるバレンシアの火祭り「Las Fallas(ファジャス)」に参加してきましたので、その様子をお届けしたいと思います。

本題に入る前に1つ…
勿論スペインでも、これらの祭りは皆知っているのですが、「三大祭り」という認識は少なくとも僕の周りではないようです。
スペイン国内と国外でやはり認識の違いがあるようですね!

歴史や火祭りの詳しい知識は、他に譲って祭りの様子を写真も交えて紹介したいと思います。

Las Fallas(ファリャ)の始まりは2月の最終日曜日

前後左右こんな感じでした。
火祭りのオープニングは2月末に行われます、クライマックスは3月後半なので、このオープニングからカウントすると約1ヶ月近くもお祭りのような雰囲気が続きます。

まさにスペインらしいですよね!(勿論、そのオープニング後もみんな仕事や学校に行きます。)

オープニングは14時からのMascletà(マスクレタ)(爆竹と花火を組み合わせたようなもの)と
Cridà(クリダ)(セラノスの塔というバレンシアの象徴的な建物でプロジェクションマッピングと火祭りの市長による開催宣言)という
イベントの二つから成り、多くの人がそれらを見るために集まります。
ちなみに14時のMascletà(マスクレタ)は火祭りの最終日まで毎日市役所広場で行われていて、終わるまで身動きが取れないほど多くの人が集まります。

火祭りの最中の様々な催し物

スペイン記事vol4 写真4
2月の後半から始まった火祭りも、3月の上旬辺りからは街中で様々なイベントや露店が出て祭りのムードも高まってきます。
まずはChurrería(チュレリーア)という色々な種類のチュロスを売る露店が出始めます。お店によって味や種類も異なるのでChurrería(チュレリーア)巡りも楽しみの一つです。

また夜になると、昼とは違った景色になります。
一部の地区では路上に巨大なイルミネーション、お酒や食べものを売る屋台、DJと野外クラブが現れ一晩中楽しむこともできます。
スペインではBotellón(ボテジョン)という外でお酒を飲む習慣があり、これに拍車を掛けるので、どこから湧いてきたんだと思うほど多くの人で賑わいます。

火祭り期間中はMascletà(マスクレタ)の影響もあり、路上や公園など街中で爆竹や花火を鳴らしても良いことになっているらしく、5歳くらいの子供から大人までひたすら爆竹を鳴らしまくります。

この間は、不意に着火された爆竹が目の前に転がってきて相当びっくりさせられることも頻繁に起こるので少し注意が必要です(笑)
この時期から徐々に火祭りの主役である巨大な蝋人形が街のあちこちに現れ始めます。
人形は迫力があるだけでなく、種類も豊富で前の年やその年に起こったことへの風刺が込められているので、街中をぐるぐる回って見てみるのも面白いと思います。
最終日の5日前くらいから日中、伝統衣装(18世紀からのものらしいです)を着た市民による献花パレードが行われ、その花でイエスを抱いた聖母マリアの大きな人形が作られます。

いよいよクライマックス!

スペイン記事vol4 写真2
火祭りの人形たちが燃え始めるのは、夜更かしのスペイン人らしく(笑)夜の11時からです。

初めは街全体が日に包まれるようなイメージをしていましたが、人形同士が比較的離れていることと順番に点火されていることもあり、そこは想像とは少し違っていました。(よく考えたら、僕の想像通りだったら関係のない建物まで燃えてしまいかねませんからね。)
ただ人形一つ一つは大きく燃える瞬間はかなり迫力があり、一見の価値があると思います。

火祭りの大トリは、夜中の1時から燃え始める市役所広場にある最も大きな人形です。

この瞬間がバレンシアの中心街に1年で最も多くの人が集まるのではないでしょうか。
最後の人形が燃えながら崩れていくのを見て「ああ、祭りも終わっちゃうな」とほんの少し感傷に浸っていました。
日本では花火などが終わるとすぐにぞろぞろと帰っていくかと思いますが、バレンシアでは帰っていくというよりも、まだ騒ぐぞー!という感じで、人形が燃えている間静かだった爆竹がまた鳴り始め、お祭り騒ぎは夜明け前まで続きました。まさにスペイン、というような感じですよね!

まとめ

色々、つらつらと書きましたが祭りは行ってみるのが一番です!大学生は長期休暇などで時間のある人も多いと思うので、スペインに興味のある人は旅行や語学留学の目的地にバレンシアを選んでみてはどうでしょうか?

それでは、Adiós~

PAGE TOP