【ミレニアル シンクタンク】大学生の出費内訳に関する意識調査

個別データ概論

項目別の年間出費金額1位は旅行関係費用

「この1年間で○○に支払った金額を教えてください」という質問の答えの平均値を項目別に計算したところ、旅行関係費用(旅行時の交通費+娯楽費)が約13万円と最も使われていることがわかりました。その次に高かったのは飲み会/外食費(95,000円)でした。よく世間で言われている若年層の「コト消費」、特に旅行費用にかける割合が非常に高いことが判明しました。他項目への出費を我慢して旅行に費やす傾向が強いと推測されます。

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旅行関係費用の内訳は娯楽費が40%超え

旅行中の娯楽・アクティビティまたは移動・宿泊に年間で支払った金額という項目に対して、旅行関係費用の内訳を見ると、旅行移動費/宿泊費と旅行の娯楽費の比率が57%:43%となりました。一方で、日本人全体の旅行費用内訳を見ると、両者の比率は62%:38%となるなど、学生のほうが、旅行の娯楽費にかける費用が高くなることが判明しました。学生は、旅行の移動や宿への費用を安く抑えることで、アクティビティへの出費を捻出したいという気持ちが強いと推測され、ここにも「コト消費」を強く意識していることが見て取れました。

 

大学生の生活費平均は20,000円、食費平均は16,000円

「1ヶ月の平均○○費用を教えてください」という質問において、食費と生活費と交通費の月平均費用を計測し、全体平均を比べたところ、生活費用が20,000円と高い値段になることが判明しました。また食費は16,000円、交通費が14,000円ほどとなりました。暮らしの形態(1人暮らし/実家暮らし)によらず、最も生活費は大学生の家計を切り詰める主要因であることが推測されます。

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国内平均以上の被服費への使い込みの現状

「この1年間で服・靴・バッグ、その他衣服の年平均購入金額を教えてください。」という質問において、大学生の衣服への使用金額は78,915円でした。この金額は国内全体の平均71,993円より高い金額となり、国内平均以上に大学生は被服費へ使い込むことが判明しました。他の学年よりファッションの流行に敏感であり、社会人より少ない稼ぎの中でも注力的にお金を注ぐ必要があると考えていると推測されます。

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国内平均より抑えられた食事への出費金額

「月平均の食費(外食/飲み会は除く)への出費金額」と「この1年間の外食/飲み会への出費金額」から年間の食費への出費金額を推測し、その回答者平均をとったところ、291,608円となり、国内平均531,681円(総務省統計局作成)よりはるかに安い金額での出費に収まっていることが判明しました。学生は食費を抑えることで様々な費用を捻出しているのではないかと推測されます。

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サークル費は学生の財布を圧迫している!?

「この1年間でサークルや部活、その他自分が所属する団体の参加経費として年間で支払った金額を教えてください」という質問項目の結果、全体の平均は約84,000円で、多く出費していることが明らかになりました。属性別に見ると、女性より男性、実家暮らしより、1人暮らし、1年生より2,3年生が多いことが判明しました。特に学年による違いは2倍ほどになっており、高学年になればなるほどサークルに関する費用がかなり高くつくことが読み取れます。

学年↗ → 交友関係↗ → 出費↗↗??

それぞれの出費に関する回答を大学1年生と2年生に分けて計測したところ、大学1年生よりも大学2年生のほうがどの項目でも高い出費を記録しました。大学での学年があがると、その分新たな交友関係が構築されるために出費が増えるのではないかと推測できます。

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一人暮らしは実家暮らしの2倍の金額が必要

生活形態が「一人暮らし」である人と「実家暮らし」である人を比べたところ、どの項目でも費用が一人暮らしの人のほうが高くつき、2倍近くになることが判明しました。衣服費や飲み会/外食費が特に大きな違いとなっており、1人暮らしの生計を圧迫していると推測されます。一方で旅行の娯楽費は違いがなく、旅行の娯楽は1人暮らしでもお金を落とさないように努力していると推測されます。

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旅行への出費を惜しまない女子大学生

性別ごとに年間の項目別出費金額を比べたところ、女性の方が男性より旅行関係に使う金額がかなり高いことが判明しました。旅行の宿泊費/移動費の平均では20,000円、娯楽費/アクティビティ費の平均では、30,000円の差が生まれていました。女子大学生の方が旅行の回数が多く、いわゆる”女子旅”の出費金額は男子の旅行よりかさむことが考えらえられます。

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男子大学生の方が日々の金遣いが荒い!?

男女で1ヶ月でかかる食費、生活費、交通費を比べたところ、男性の方が女性より多くお金を使っていることがわかりました。日々のお金の使い方は男性の方が豪快に使い、女性は倹約志向である可能性が考えられます。

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