【ミレニアル シンクタンク】大学生の出費内訳に関する意識調査

ミレニアルシンクタンクとは?

目的:大学生のお金の使い道の把握

若い世代、特に大学生を対象としたお金の使い方は時々刻々と変化する一方、定量的に捉えた調査はまだまだ限られています。そこで今回は大学生が何にお金を使うのか、項目別出費金額をもとにその特徴を捉えて、かつその裏にはどういう出費理由が存在するのかというマインドセットを理解するために、大学生を対象にアンケート調査を行いました!

グラフ

主な結論:

旅行への資金の多さ、その中でも娯楽の割合が高い傾向

大学生の旅行に関する出費が、必需品の出費を除くと最も年間で高い出費であることが判明しました。1年間での「旅行中の娯楽に支払った金額」と「移動・宿泊等に支払った金額」を合算して算出したところ、他の項目の年間出費と比べて、最も高額になりました。またこの二項目の割合は娯楽関係が43%、宿泊費が57%となり、一般的な旅行者の内訳比率より娯楽割合が高く、大学生は特に「コト消費」を重視していると推測されます。

「この1年間で○○に支払った金額を教えてください」という質問に対して、旅行関係費用の合計額は13万円を超え、最大の出費額になりました。

旅行関係費用の内訳は、旅行の交通費/宿泊費が57%で、旅行の娯楽費/アクティビティ費が43%となりました。

観光庁の「旅行・観光消費動向調査」の最新版データによると、日本人宿泊旅行者の1人当たり旅行費用の内訳は、旅行の交通費/宿泊費が62%、娯楽費/アクティビティ費が38%となっておりました。

食費は抑え、被服費にかける大学生

日本人全体の平均と比べて大学生の食費への出費額は、低く抑えられていることが判明しました。総務省統計局が出している「項目別年間消費支出」と今回の調査結果を比較したところ、17年度の前者の単身世帯の食費(外食含む)、被服費は年間531,681円、71,993円だったのに対して、後者は291,608円、78,915円でした。大学生の中では、食への投資より服の購入がより満足度を満たすものであると推測されます。

  「1ヶ月の平均食事費用を教えてください」「 この1年間で飲み会や外食に支払った金額を教えてください 」という各質問の回答の合計値の平均額が291,608円となりました。一方で総務省統計局の毎年の統計調査によると、日本人全体の食費(外食や飲み会含む)の出費金額の平均は531,608円でした。

「 この1年間で服・靴・バッグ、その他衣服の年平均購入金額を教えてください」という質問の回答平均は78,915円でした。一方で総務省統計局の毎年の統計調査によると、日本人全体の被服費の出費金額の平均は71,993円でした。

生活費がかかる男子大生、旅行が大事な女子大生

男女において、支出先の項目は男性と女性で変化が生じました。男性は食費や生活費、団体活動費用、1人での趣味、有料サービスが女性より高い結果になったのに対し、女性は被服費やアクセサリー、旅行関係費用、スキルアップ関連の支出が男性より高くなりました。男性は生活に必要なものへの出費を惜しまない一方で、女性は特に旅行の娯楽費が二倍ほどに高かったことから「コト消費」の側面が強いと推測されます。

「1ヶ月の平均食費/交通費/生活費を教えてください」という質問に対して、回答を男女で分けたところ、平均はどの項目も男性の方が女性より10%以上の違いがありました。

「この1年間で○○に支払った金額を教えてください」という質問に対して、男女別に回答の平均を計算したところ、被服費やアクセサリー、旅行費用は、女性の方が多く出費していました。一方で男性は一人での趣味や有料サービスへの出費が女性より多くなりました。


続いて詳細な分析結果を次ページに掲載しています!

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