みなさんは、自分の将来を考えるとどんな気持ちになりますか?キラキラしている人の姿を見ては、何だか自分だけ置いていかれているような気持ちになるなんてことも・・・。
「29歳までの道しるべ」では、現在いろいろな舞台で活躍する大人たちを取材し、彼らの20代のお話を聞きました。
いまだからこそ言える“少しでも人生を前に進めていくためのヒント”です。

目の前の一瞬を大事に。― 『今日のタメ口英語』著者kazumaさん

Twitterでフォロワー数20万人超え、書籍化、次のステージへ。

kazumaさん:20代の頃、思いついたことをメモにとるようにしていたんです。今回マイナビさんから取材のオファーをいただいた時、「20代の経験で、今に繋がっていることは何ですか?」といった質問例があったかと思うんですけど、それを見た時、すぐにメモのことが思い浮かんで。繋がっているといえば意外にそういうところなのかなって。

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ーこの数十冊のアイデアノートにタメ口英語が詰まっているわけですね

kazumaさん:タメ口英語だけに限らず、色んなアイデアをメモってありますよ。書いてるときは、これで食っていこうなんて気さらさらないわけです。その時に面白いと思って集めていたものが、いつの間にかこんなに貯まっていって、今回は語学書にまでなった、という感じ。

気付いたら自分の強みになっていたところがあって「コレとコレを持ってるから、あとはコレとコレがあれば、コレができるじゃん」みたいにつながって。

ーところで今、『今日のタメ口英語』のフォロワー数ってどのくらいいらっしゃるんですか

kazumaさん:おかげさまで28万人を超えました。(平成30年7月末現在)

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kazumaさんのtwitterアカウントには、日常で使える様々な”タメ口英語”が載っている。

ーすごいですね。最初からある程度の勝算はあったのですか

kazumaさん:当時のTwitterには無い感じを狙っていたので、これは喜んでもらえるかもな、っていう読みはありました。

自分は大学の先生のような英語のプロでも海外で育ったような英語ネイティブでもなくて、独学で日本で英語を学んだので、だからこそ独学で英語を学びたいという人の気持ちがすごくよく分かるんですよ。

自分が興味あることイコール、彼らの欲しがる言葉のような気がしていて。だからそんな表現を「面白おかしく」紹介できたら、刺さるし、通じ合えると思ってました。

ー書籍化はどういった経緯で?

kazumaさん:フォロワー数が20万人前後になったあたりから、Twitterで「本を出さないんですか?」ってご意見をいただくようになって。

僕はどこかでフォロワーさんのことを“英語仲間”みたいに思ってるんですけど、彼らに背中を押される形で企画書を作ろうと準備を始めた頃、KADOKAWAさんから書籍化のオファーがあったという流れです。だから彼らがいなければ、今回の書籍化はなかったかも知れませんね。

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ーやっぱり、切り口がよかったんでしょうね、「タメ口」という

kazumaさん:このタイトルは考えに考えて捻り出しました。その三文字の中に、「普段使いの」「カジュアルな」という意味や、口コミしてもらうときの呼びやすさや語呂の良さまで、すべて盛り込んだつもりです。

構成も工夫しました。なるべく、タメ口英語を使うシーンが想像しやすいように。これまでの語学書のように「空港で」「レストランで」とかっていう設定だとあまりピンとこないと思うんですよ。むしろ、「ふざけんな」シリーズとか「マジかよ」シリーズとか、「英語で言いたい時、あるある」みたいな方が面白いと思うんですよね。そういう作り方をしました。

ーYUGO.さんのイラストも利いてますね

kazumaさん:最初はもう少しマンガのような、よく見る語学書っぽいカバーだったんですけど、イメージと違うかなあ、なんて思ってたらYUGO.さんを紹介していただいて。

ちょうど昨日(7月18日)出版社から連絡があって、3月の発売から3万部を超え、7刷り目に入ったとのことでした。語学書として異例のヒットになったのは、YUGO.さんのイラストが大きいと思っています。

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そして担当さんを始めたとした書籍に関わってくださった方々が本当に最高の仕事をしてくださって、「この先もぜひこのチームでなにか作っていきましょう」と。なので書籍はもちろん、色々な方法でこれからも楽しい英語を共有していきます。

ー最後になりますが、ご自身のこれまでを振り返って、20代の過ごし方や大切にすべき価値観についてお話しいただけますか

kazumaさん:20代の頃は、目の前のやりたいことだけを追いかけていいと思うんです。もちろん将来への不安はあると思うんですけど。

ーそういった不安はどう解消したらいいですかね?

kazumaさん:考えることで進むべき道がわかったり、念じることで未来が変わるとかだったらやる価値あると思うんですけど、考えても仕方のないことは、考えないようにしたほうがいいと思うんですよね。たとえば同じ時間を過ごすのなら、悩むより笑って過ごす方がいいじゃないですか。結果が変わらないのであればね。

ーでも、就活が始まった途端に、将来やりたいことを聞かれますよね。

kazumaさん:将来やりたいことが何もなくて不安という人に言いたいのは、「何も無いほうが普通なんじゃない?」ということ。「子供の頃から○○に憧れて」って人もいますけど、そういう人は運が良くて、何も無いほうが普通なんだって感じですよね。僕もなかったし。

将来のことなど気にせずに、目の前のやりたいことを追いかけていたら、いつの間にかその先が見えてきたりとか。振り返ると後ろに道ができていたりとかするので。とにかく飛び込んでみることです。そして楽しむこと。

もっといえば、その時のことを忘れないことですね。その時に感じたことでもいいし、考えたこと、思いついたこと、そういうものをなるべきたくさん抱えていけたらいいんじゃないかなって思います。

ーありがとうございました!

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