「行動力がある人」に共通する10の特徴と身につけるコツ

新しい趣味につながりそうなことを見つけたものの、行動に移せず後悔した経験はありませんか?あるいは、自分より行動力がある人を見てうらやましいと思ったことはありませんか?

もちろん、ただ自分の環境を嘆いたり他者をうらやんだりするだけでは何も変わりません。しかし、現在この記事を読んでいる方の多くはどうすれば行動力を上げられるかわからず悩んでいるのではないでしょうか。

時間やお金に余裕がなくても、あるいは体力に自信がなくても、日頃の思考のクセを少し変えるだけで少しずつ行動力を高めることができます。まずはその第一歩として、高い行動力を持つ人の共通点と、行動力を身につけるためのコツを見てみましょう。

行動力がある人の特徴

勉強・仕事ができる人や人生を楽しんでいる人の多くは、高い行動力を持っています。就職活動などの場において、高い行動力をアピールポイントとしている人も少なくありません。

行動力に自信がない人は、行動力がある人を見て「自分はあの人とは全然違うから、とてもあの人みたいにはなれない」とあきらめてしまうかもしれません。しかし、行動力がある人が必ずしも多くのお金・時間・体力に恵まれた特別な人とは限りません。行動力の有無はそうした身体的要素や環境だけでなく日頃の「ものの考え方」にも大きく左右されます。

以下は、行動力が高い人が持つ10の特徴です。自分には行動力がないと思い込んでいても、当てはまる特徴があれば行動力を上げやすいかもしれません。

積極的

「積極的な人」は自ら進んで何かに取り組む人を指し、自発的・能動的などと表現されることもあります。「友人に勧められた本が面白かったから、この本の著者が書いた他の本もどんどん読んでみよう」というように、他者からの働きかけによってさらに意欲・興味を高められる人も積極的な人と言えるでしょう。

人間関係においては、初対面の人にも物怖じせずに自分から話しかけられる人、意識的に相手との接点を増やして関係性を深めようとする人を積極的な人と言います。

積極的な人の反対は「消極的な人」です。消極的な人は自ら進んで何かに取り組むことがあまりなく、何かをするときも「皆がやっているから、自分もやらないと仲間はずれにされるかも」「本当はあまり興味がないけれど、あの人にやれと言われたから仕方なく」といった否定的な動機から始めることが多いです。

好奇心が旺盛

好奇心旺盛な人は自分が知らない物事や不思議に思った物事に幅広く興味を持ち、それらの物事を知るためにさまざまな行動を起こします。好奇心旺盛な人はたいてい趣味が多く、また趣味を通じて多くの知識を得るため博学です。趣味を通じて交友関係をどんどん広げ、新しく得た友人からさらに多くの知識を得て世界を広げることもできます。

また、好奇心旺盛な人の多くは高い適応力を持っています。普通の人が辛いと感じる物事や環境も新しいことを学ぶチャンスと捉え、どんどん困難に挑戦して現状を切り拓いていくことができます。

向上心を持っている

もし100%現状に満足していたら、わざわざ時間やお金を使って新しいことをしようという意欲は起こりにくいでしょう。もっと多くのことを知りたい、新しいスキルを身につけて自分を高めたいという意欲を持ち続けることが、新しい行動を起こす原動力となります。

向上心がない人は、「あの人の教え方が悪いから失敗した」というように自分の失敗・不満の原因を外部に求めがちです。自分を変えようという意識が薄いため、スキルもなかなか上がりません。これに対し、向上心がある人は「次に成功させるために、スキルをもっと磨こう」と自分の中に原因を求めて改善しようと努力します。

目的・目標が明確

「自分は現在こういう状況で、将来はこうなりたい」といった具体的な目標・目的があれば、行動を起こしやすくなります。大した目的もなしにやみくもに行動を起こすのは、欲しい物を決めないまま買い物に出かけるようなものです。

アルバイトなら「とりあえずお金を稼がなきゃ」といった曖昧な目的よりも「まず今のアルバイトで経験を積んで、将来は一流の○○になる」と具体的な目標を設定することで、今どんな仕事をどれだけやるべきか見極めやすくなります。目的をはっきりさせることで、モチベーションもおのずと上がるでしょう。

もちろん「アルバイト=お金を稼ぐ手段」という考えが間違っているわけではありません。例えば「新しいパソコンが欲しいから10万円貯める」といった目標も良いでしょう。この場合は具体的な目標(ノートパソコンを買う)と数字(10万円)がしっかり定まっていて目標達成までの道のりを思い描きやすいので、容易にモチベーションアップにつなげられるでしょう。

失敗を怖がらない

日本人は、安定を好み失敗を避けたがる人が特に多いと言われています。もちろん、何かをするときに慎重になることは大切です。無鉄砲な行動の繰り返しは、時として思わぬアクシデントの元になることもあるからです。しかし失敗を恐れすぎると不安や恐怖ばかりが先走り、何もできなくなってしまいます。

発明王エジソンは「失敗は勉強であり、発見である」という格言を残しています。この言葉が示すように、失敗を「怒られるもの・恥ずかしいもの」ではなく「この方法では成功しないことを学ぶ機会」と捉えれば、挑戦へのハードルを下げることができるでしょう。

オープンマインド

polygonal human hand opening the heart. Vector

オープンマインドを直訳すると「開かれた心」となります。「オープンマインドな人」とは、自分から発信するだけでなく他者の価値観・意見などを柔軟に取り入れられる人のことです。ただし、他者の意見を何でもすぐ鵜呑みにする人は単なる「流されやすい人」です。オープンマインドな人は自分自身の確固たる考えを軸にしつつ、他者の意見を上手に取り入れます。

物事をこうだと決め付けたり自分の意見を他者に押し付けたりせず、時には自分にとって耳の痛いアドバイスも謙虚に聞き入れることで、それまで思いも寄らなかった新しい世界が見つかるかもしれません。

気持ちの切り替えが上手

何かに失敗したことが原因で、自分や他者が不愉快な思いをすることもあります。失敗から目をそらさず素直に受け入れることも大事ですが、なるべく早く気分を切り替えてクヨクヨ、イライラした気持ちを引きずらないことも同じくらい大切です。素早く気持ちを切り替えることで次の行動について考えやすくなり、モチベーションも上げやすくなります。

失敗のショックが大きい場合は、失敗したことを一旦忘れて思い切りリフレッシュしてみましょう。ひとまず気分を落ち着けてから失敗とじっくり向き合うことで、事実をすんなり受け入れられることも少なくありません。

反対に、成功体験にこだわりすぎるのも良くありません。過去の成功体験にこだわりすぎることで視野が狭くなり、新しい行動を起こしにくくなることがあるからです。

思考がシンプル

何かをしている途中で、問題が起こることもあります。その問題のことをあれこれ考えすぎると思考がゴチャゴチャになり、物事の本質を見失いやすくなります。問題の原因を見つけるには、物事を複雑に考えすぎずなるべくシンプルに考えることが重要です。

考えすぎて頭が煮詰まりそうになったら、目の前の問題から一旦距離を置いて物事の全体像を見つめ直してみましょう。全体像をシンプルかつ俯瞰的に捉えることで、問題の元となる根本的な原因を見つけやすくなります。

目の前の問題ばかりに振り回されるのは、風邪をひくたびに症状を抑える薬を飲むようなものです。風邪をひいてから咳や鼻水を止めることに躍起になるより、風邪を引きやすい体質そのものを改善すべきです。風邪をひく回数が減れば、風邪による不快症状もおのずと気にならなくなるでしょう。

思考がポジティブ

「ポジティブな人」はしばしば「楽天家」と混同されますが、両者の間には違いがあります。ポジティブな人は「1回で成功できなかったら、違う方法で再挑戦してみよう」「もし失敗しても、○○すれば挽回できる」というふうに前向きかつ論理的に考えられる人です。

これに対して、「なんとかなるさ」と勢いだけで行動する人はただの楽天家です。前向きなのは良いことですが、失敗から学ぼうという姿勢がなければ何度も同じ失敗を繰り返すでしょう。

選択を正解にする

ある目的を達成するために方法Aと方法Bのいずれかを行う必要があり、方法Aを選んだ結果目的を100%成功させることはできなかったとします。

ここで「Aは失敗だった」で終わってしまえば、Aは不正解となるでしょう。しかし「方法Aでは○○はできなかったが、代わりに△△を達成するのに役立った」「最適な方法を見極めるには、方法Aと方法Bの両方を試すことが必要不可欠である」などと解釈すれば、方法Aもひとつの正解となります。

もちろん、まったく失敗せず1回ですんなり成功できるのも素晴らしいことです。しかし「失敗を怖がらない」の項でも触れたように、失敗しなかったということは「こうすると失敗する」ということを学ぶ機会がなかったとも解釈できます。

失敗からも前向きに学び、物事の本質を見極める力を高めよう

行動力がある人は、勢いだけで行動する無謀な人ではありません。本当に行動力がある人は目的達成のために自ら高い意欲を持って行動し、失敗をむやみに恐れるのではなく失敗からも前向きに学ぼうと努力します。

また物事の全体像を俯瞰的に捉えて本質を見極められる人、一定の論理に基づいて思考・行動プロセスを整理したうえで行動できる人なども高い行動力を持っています。

日本人は大人になればなるほど安定を求めたがり、行動力が低下する傾向があります。しかし、行動力を高めて新しいことを始めるのに遅すぎるということはありません。行動力を高める第一歩として、まず上記の特徴を意識しながら日々の学業や生活に力を入れてみましょう。

PAGE TOP