執着心を手放すことで得られる5つのメリット

執着心は、大小差はあっても誰しも一度は感じたことがある気持ちではないでしょうか。自分では一種のこだわりだと思っていても、他人から見ると実は執着心だったということもあります。普段はそういった気持ちが無くても、何かのきっかけで急に執着心が芽生えることもあるでしょう。

そんな時でも自分をうまくコントロールすることができれば、日常生活を前向きにポジティブに過ごすことができます。ここでは執着心について理解し、コントロールできるようになるために何かに執着すること、執着心について解説します。

執着とは?依存との違い

「執着」と「依存」。これらの言葉を聞いたことはありますか?一見同じような意味を持つ似た言葉のようで、明確な説明をするのは難しく感じます。2つの言葉の意味、違いを見ていきましょう。

執着とは

執着(しゅうちゃく)とは心の状態を表す言葉です。大辞林によると

”一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。”

とあります。一つのことに強いこだわりをもち、気持ちが占有されている状態を表しています。ものやお金に執着という使い方ではいいイメージではありませんが、勉強に執着、スポーツで結果を出すために強い執着があるという使い方ですと結果を出すために必死、前向きに取り組んでいるとプラスのイメージになります。

引用:コトバンク 大辞林第三版

依存とは

依存(いぞん)とは内面的ではなく状態を表す言葉で大辞林によると

”他に頼って存在、または生活すること。”

とあります。執着は自分の心のあり方ですが、依存は自分ではなく他、他者に頼り、支えられている状態なので似たようでいて全く違っていることがわかります。

引用:コトバンク 大辞林第三版

物?心?執着の種類とその捨て方

執着には物に対するものと、対人的なものがあります。それぞれになぜ執着心が芽生えてしまうのでしょうか。

物に対する執着

物に対する執着が起きる理由の一つとして幼少期に欲しいものを買ってもらえなかった、周りの友達がみんな持っているのに自分だけ買ってもらえなかったなどのトラウマが影響すると言われています。または以前に捨てるか捨てないか迷って捨てた物が結果的に必要だったという失敗体験が影響する場合もあります。

人に対する執着

人に対する執着、執着心にもいくつかの要因が考えられます。一つは自分自身に自信がないために、魅力的な人を近くに置くことで、そこにいる自分の評価を高めたいという評価に対する執着です。または過去に大事な人を失った、大きな失恋をしたなどのトラウマが影響します。通常ですと次はうまく行くようにと関係性をよくするための意識や行動が働きますが、相手との関係性よりも、失うことに対しての恐怖、自分の執着心が優先してしまうことがあります。

物への執着を捨てるには

物への執着を捨てる方法として有名なのが断捨離です。聞いたことがあったり、一人暮らしを始める際に実家で断捨離を行なったという方もいるのではないでしょうか。

断捨離とは・・

大辞林によると断捨離とは

”モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと。”

引用:コトバンク 大辞林第三版

とあります。実はこの断捨離という言葉はクラター・コンサルタントのやましたひでこ氏が、自身が体験していたヨガの「断行・捨行・離行」を片づけに応用し生み出した言葉で、最近できた言葉です。そのやましたひでこ氏がご自身のブログで断捨離のコツを解説されています。

”断捨離イコール捨てること、というイメージがあるんですが違うんです。断捨離は自分にとって大切なものを“選ぶ”というものなんです。実は捨てているようで選んでいる”

”断捨離とは、選ぶこと。
ごくごくシンプルなステップに例えるなら、
step1 今、使わないモノは捨てる。
step2 今、使っているモノを残す。
そして、これが一番肝心。
step3 残したモノの中から、これから使いたいモノを選び抜く!”

引用:やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離 断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵

このように、断捨離は精神的な部分だけだと難しく感じますが、行動としてそのやり方が解説されているので分かりやすく、すぐに始められそうですね。

執着心を捨てるには

執着心は誰しもが大小少なからず持ち合わせているものではないでしょうか。執着心を捨てるためにはどのようなことを意識し、行動するべきなのか挙げていきます。

1.自分自身に向き合う

執着心が生まれる原因として「他人から、周りからどう見られるか」があります。周りからの評価を気にしすぎず自分にとって必要な物、重要なもの、自分の軸を確立することで徐々に評価が気にならなくなり執着心がなくなっていきます。

2.環境を変える

現在自分が置かれている環境やコミュニティの中では重要であったり、自分自身が固執していることも環境やステージが変わると案外あっさりと執着を捨てられることがあります。振り返ってみるとなぜあんなことにこだわっていたのか?と不思議に思うこともあるはずです。

3.評価を物に依存しない

執着と依存の違いは前出で触れていますが、執着を捨てるためには依存をやめる必要がある場合もあります。自分自身や他人への評価を「立派な車に乗っている」ことや「高級な腕時計やバッグを持っている」ことにしてしまうと、持っている=成功・幸せであり、持っていない=失敗・不幸 となってしまいます。
そうすると物に執着してしまい、大事なプロセスや自分を過小評価することに繋がってしまいます。

4.常識と言われていることを疑う

周りの評価や常識とされていることを疑ってみることも必要です。例えばいい大学に入っていい会社に入ることは多くの可能性があり幸せに繋がる一つの道ではあります。しかしそれ以外の選択肢は不幸か?と問われれば必ずしもそうではないと言えるでしょう。流行りのものは必ずと言っていいほど廃れます。数年後には流行遅れと評価されてしまいまうことも多くあります。一版的と言われる評価や流行に固執することをやめてみると執着心が薄れていきます。

執着を捨てると得られるもの

執着を捨てると心に余裕が生まれたり人間関係がスムーズに行くようになります。物への執着、心の執着それぞれを手放すとどういったメリットがあるのでしょうか。一例をあげると、

 ・過去にこだわらなくなる

 ・現実を受け入れられるようになる

 ・虚栄心がなくなる

 ・自分や、他人を許せるようになる

 ・依存心がなくなる

などが挙げられます。執着を捨てることによって自分を受け入れ、他人に依存することなく、心穏やかに生活できるようになるでしょう。

執着心を向上心に変えて

執着を捨てることで、学業を頑張らなくていい、就職活動を頑張らなくてもいいということではなく、他人の評価にこだわらずに自分が良いと信じることは前向きに、可能性を信じで取り組むことが必要です。

仮に目的が達成されなかった場合でも自分の全てを否定し不幸と感じるのではなく、失敗を経験として受け入れ次のアクションへ前向きに向かうことが、執着を捨てるということです。
嫌なこと、失敗も過去の出来事であり、現実を変えることはできませんので過去に執着することなく前向きにポジティブに毎日を楽しみましょう。

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