【キャリア甲子園2018】10年後の高校生に向けた、プリントした写真の楽しみ方や商品・サービスを提案せよ。

カメラやプリンターで強みを発揮するキヤノングループにおいて、日本国内の販売やマーケティングを担うキヤノンマーケティングジャパン。今回のテーマにプリント写真の未来を設定した意味を、宣伝担当の末弘さんが語ってくれました。

お話をしてくれた方 末弘 集さん
ブランドコミュニケーション本部 宣伝戦略部
profile_jal2014年入社。横浜市立大学国際総合科学部国際経営コース卒業。キヤノン(株)に入社して以来、広告宣伝(協賛やイベント)の担当として活動。キヤノンマーケティングジャパンに出向後はカメラなどの製品の宣伝業務に取り組んでいる。大学時代には仲間とちょっとしたWebビジネスを立ち上げる。うまくいったわけではなかったが、そこでの経験が糧となって今の宣伝担当への道へ進んだという。

写真プリントというアウトプットの手法にはまだまだ可能性がある。

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―― 今回のテーマを選んだ理由を教えてください。

末弘さん:近年、インスタグラムなどのSNSの普及もあり、カメラがより身近な存在になり、誰もが気軽に写真の撮影を楽しむことができるようになってきました。インターネットやSNSによって、写真を使ったコミュニケーションが活性化し、生活の様々な場面でカメラを使う機会が増え続けています。

そのような状況の中で、写真を“撮る”という意味では可能性が広がっている一方、写真をアウトプットするプリントは、まだまだ楽しむ機会が広がっていく余地があると考えています。おそらく写真をプリントするといえば、家庭用プリンターで家族の写真を印刷したり、年賀状を印刷したり、ネットサービス等でアルバムを制作するといった活用の仕方を想像するはず。

弊社としても未来を見据えて様々な製品・サービスを提供していますが、高校生ならではの全く新しい視点で、既存の楽しみ方以外の、新しいプリントの楽しみ方を考えてもらいたいと思っています。

―― “10年後”と設定した理由を教えてください。

末弘さん:今の高校生がリアリティをもって想像できる範囲での未来を設定しました。10年後ならば高校生が社会人として経験を積み、下の世代を育てる立場になっている頃でしょう。数十年先の自分はなかなかイメージしづらいものですが、10年という時間ならば自分の身の回りの延長線で見えてくるものもあるかと思います。

ただし、プリントいうテーマに関しては、何にも縛られずに自由に想像してください。既存の概念にとらわれず高校生のみなさんならではの自由な発想でアイディアを出してほしいと思っています。

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―― 現在の写真プリントの状況を教えてください。

末弘さん:ペーパレス時代と呼ばれているものの、実際は、プリントの用途が多岐にわたるようになってきていると思います。例えば、家庭用プリンターを使ってネイルアートを楽しむこともできますし、マグネットシールなど様々な専用の用紙を使って自分なりにアートを作ることも可能です。プリントそのものへのこだわりが強い人の利用が増加しているのが最近の傾向と言えるでしょう。

弊社としても様々な用途のプリント用紙を提供するなどしてそうしたニーズに対応しています。スマートフォンからのプリントの需要が高まっている中、持ち運びできるミニフォトプリンタ「iNSPiC」なども発売しています。

このほかにも自動で写真をレイアウトしてくれるフォトブックサービスやビルの壁面やバスのラッピングも印刷可能な大判プリンター「imagePROGRAF」という製品もあります。このように、様々な形で写真プリントのニーズを開拓しています。

「共生の理念」「三自の精神」を掲げ、顧客主語を実践する。

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―― キヤノンマーケティングジャパンという会社の役割を教えてください。

末弘さん:グローバル企業として世界中で活動するキヤノングループの中でも、私どもキヤノンマーケティングジャパンは、日本国内におけるマーケティング活動やソリューション提案を担当しています。

販売やマーケティングを手がけているだけに、最もお客様に近い立場の会社だと言えるでしょう。実際、「顧客主語の実践」をテーマの一つとしており、お客様の抱える課題を解決し、最大の価値を提供するために、常にお客様の視点で物事を考えていくことを重要視しています。

お客様のために行動する力となるのが、キヤノンマーケティングジャパンが提供するソリューション(問題解決策)の数々。カメラやプリンターというキヤノン独自のイメージング分野と、キヤノンマーケティングジャパンが培ってきたIT技術を組み合わせることで、医療や金融、教育などでもソリューションを提供しています。さらには3Dプリンター、ドローン、ロボットといった新技術も用いるなど、あらゆる角度からお客様を支えていこうとしています。

また、販売・マーケティングだけではなく「ものづくりへの参画」もテーマとしており、メーカーであるキヤノン(株)との連携の下で、お客様の生の声を研究・開発・生産に還元していく重要な役割も担っています。

―― 御社の理念について教えてください。

末弘さん:弊社が大切にしているのは、キヤノングループが共通して掲げる「共生の理念」です。文化、習慣、言語、民族などの違いを問わず、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会を目指していくというのが共生の理念の考え方。

また、これを体現するための行動指針として「三自の精神」があります。何事においても自ら進んで積極的に行う“自発”、自分自身を管理していく“自立”、自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識する“自覚”の3つの視点から成り立っており、私たちも普段の仕事の中で三自の精神をもとに行動するように心がけています。

なかなか実践するのは難しいことかもしれませんが、キャリア甲子園の応募者ならば、きっと“自発”に関しては備わっているのかもしれません。実際にテーマについて考えていくときはその先にある“自立”と“自覚”に関しても意識してもらえると嬉しいですね。

知らないからこそ、既成概念に捉われない発想ができる。

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―― ご自身はどのような仕事に携わってきましたか?

末弘さん:入社以来、広告宣伝まわりを担当してきました。最初はキヤノン(株)で仕事をしており、イベントの開催やスポーツの協賛などを通して、キヤノンという企業ブランドを高める活動をしてきました。

1年半前からはキヤノンマーケティングジャパンの所属となり、カメラなどの宣伝活動に取り組んでいます。宣伝というと華やかに見えそうな仕事ではありますが、実際は極めて地道な作業の連続。社内の製品担当、広告代理店、媒体といった関係者の意見やスケジュールなどを調整するために、ある意味、地味な業務が続いていきます。

人によって意見が全く異なったりして、間に挟まれて苦労するケースもしばしば。それでも最終的に利用していただくお客様のことを想像できる立場であること、そして担当した製品を実際に買っている人がいるという実感が得られることが、困難を乗り越えるモチベーションとなっています。

―― キャリア甲子園への期待感を教えてください。

末弘さん:宣伝担当ですから製品に関するアンケートなどを通して10代の意見に触れることはあるものの、直接の声を聞く機会はなかなかありません。私はまだ20代ですが、今の高校生たちがどういったことに興味があり、日々、何を考えているのかが、まったくもってわかりません(笑)。

世代は近いとはいえ、ある意味では本当に遠い存在なのかもしれません。だからこそ、キャリア甲子園を通してみなさんのアイディアを直接、聞くことができるのは嬉しい機会だと思っています。

―― 高校生に対してエールをお願いします。

末弘さん:大人に比べれば、高校生は知らないことが多いのは当然のこと。だからといって、不利になるかと言えばそうではなく、知らないからこそ既成概念に捉われることなく、自由に発想できるのではないでしょうか? 変に飾ることなく、今の自分自身の経験や感性を最大限に発揮していただければ幸いです。

特にキャリア甲子園に応募しようと思う人であれば、新しいことに興味があり、感受性も豊かなはずですから、非常に貴重なアイディアが生まれるものと期待しています。突飛だと思われるような大胆な発想も大歓迎。ただし、あえて奇をてらうようなことをするのではなく、きちんと考え方を整理した上で案を提示してください。キャリア甲子園での経験は、みなさんの将来、大きく言えば日本の社会の未来に役立つはずです。ふるってご応募ください。

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