大学生におすすめのパソコン選びを目的、性能、そして3つの使用シーンから考えてみる

突然ですが、パソコン持っていますか?2007年にiPhoneが発売されてからスマートフォンの普及率がどんどん上がる一方で、パソコンの普及率は年々下がっています。

インターネットサイトを見るのも、動画を見るのも、メッセージを送るのもすべてスマホ一つでできてしまいます。少し前までそれらはすべてパソコンで行われていましたが、スマホでいつでもどこでもネットに接続できるのでパソコンを開く必要がほとんどなくなっています。

しかし、パソコンは本当に必要ないとしていいのでしょうか?

 

レポートを書くとき、数字の管理をしたいとき、友達からもらったファイルが入ったUSBメモリーを読み込みたいとき、あなたはスマホを使いますか?確かにそれらはスマホでもできないことはありません。しかし、スマホの小さな画面を操作するのは時間がかかってしまい、機能も制限されています。

ここで、パソコンの出番です。大きなディスプレイ、豊富なUSBなどのインターフェイス、指で画面を隠さず操作できるトラックパッドやマウス、そして何より文字入力のためのキーボードがあります。そして、豊富なアプリケーションとその性能でスマホを超える効率で作業ができます。

そこで今回は、大学生が使うならどういったパソコンを選べば良いか、「使用目的」、「3つの使用シーン」、「性能」の観点からご紹介します。

 

使用目的から考える

パソコンなんて必要ない。スマホで十分と考えている方も多いと思います。しかし、スマホの原型はパソコンでした。パソコンでできることを、手間を省いて誰でも使いやすくしたのが、スマホです。ボタンが沢山あるパソコンから、ほとんどボタンのないシンプルで小さなスマホにしたため、パソコンにはあるキーボードや豊富なインターフェイスなどが省かれています。

そして、それはソフトウェアでも同じです。操作や設定をシンプルにすることは誰でも抵抗なく使えるということで、良いことのように思えますが、逆に細かな設定や調整などができないデメリットでもあります。大学生にパソコンが必要な利用目的からどんな機種が必要なのか見ていきましょう。

大学生の必須作業、レポート作成に最適なポイントは?

学生ならではの作業にレポートの作成がありますね。文章の作成はスマホであっても効率的なフリック入力と優秀な予測変換でそれなりの早さで文章を打つことができるでしょう。しかし、物理キーのあるキーボードの入力にはかないません。レポートや論文など長文を打つ機会が多い方は実際にお店に行って目的の機種のキーボードを打ってみることをおすすめします。メーカーによって打ち味が違いますが、打ったときに柔らかすぎないものがおすすめです。キーボードが出っ張ったタイルキーボードを採用しているものはタイピングのしやすさで使いやすいです。

また、レポートの作成中にネットで調べ物をするときにもパソコンだったら、アプリを画面上に並べておけば良いだけです。画面サイズは文章を書く際やリサーチ時の画面面積を考慮すると大きめがおすすめです。とはいえ持ち運びとのバランスを考えなくてはならないので、その点を踏まえると最低でも13インチ前後の画面サイズはほしいところです。

■ POINT:レポート作成を考慮するなら
・キーボードの打ちやすさ
・持ち運びとタイピング時の可読性のバランスを考慮した13インチ前後

情報収集や動画コンテンツ視聴に最適なスペック

YoutubeやAmazon Prime Videoなどで動画を見たり、Apple Musicで音楽をストリーミングで聞いたりと近年はデジタルエンターテイメントサービスを利用している人も多いかと思います。外出先でこれらを楽しむときはいつもポケットに入っているコンパクトなスマホが良いでしょう。

しかし、家にいて家族や友達と一緒に見たり聞いたりしたいときには大きな画面で、良い音で楽しみたいですよね。しかし最近はテレビを自宅に置かないという大学生も増えてきています。そんなときも、テレビほどではないですが、パソコン1台さえあれば、より良い環境でエンターテイメントを楽しむことができます。最低限の持ち運びを考慮すると、13〜15インチの画面サイズのパソコンで解像度も高いものであればなお最適です。また、音を楽しむスピーカーも有名メーカーと共同開発している機種もあるので、音にこだわる方は要チェックです。

■ POINT:情報収集や動画コンテンツ視聴なら
・テレビ代わりに活用できる画面サイズは最低でも13〜15インチ前後
・解像度が高いものを選ぶ

3つの使用タイプからおすすめパソコンを考える

パソコンは色々な種類があります。画面のサイズ、ディスクドライブの有無、HDD(ハードディスク)かSDDか、メモリはどのくらいか、USBなどのインターフェイスはいくつあるかなど機種を選ぶときに考えなければいけないことが沢山あります。

どのような場所で利用するのか、これらも考えて選ばないと接続ケーブルなど後から追加の出費が必要になったりします。パソコンを使うシーンを考えて機種選びをしましょう。

1.ゼミや打ち合わせが多い外出先アクティブタイプ

最近のパソコンは省電力技術の発展でバッテリーの持ちが良くなっています。1回の充電で10時間使えるノートパソコンも多くなってきています。もちろん動画編集などCPU(処理装置)をフル稼動させるような用途の場合はそこまで持ちませんが、文書作成やインターネット閲覧程度ならば、丸一日使っても余裕のある機種も増えました。

外出先や学校でのパソコンの利用シーンを考えると、レポート作成やネットを使っての調べ物が多数の場合、バッテリーが長時間もつ機種を選択しましょう。外で持ち運びをすることが多い場合はあまり重い機種は避けた方が良いです。重くとも2kg未満のノートパソコンをお勧めします。バッグへ入れることも考えるとA4サイズ前後の大きさの機種がおすすめです。

ゆくゆくは就職活動時にスキマ時間での作業や書類作成にも価値を発揮します。

■ POINT:
・バッテリー持続時間を考慮
・重量が軽量なものを選ぶ
・就活の際にも活躍

2.プレゼン機会の多いチャレンジ志向タイプ

大学生活の中でも自ら集団の中でプレゼンテーションの機会を持つことの多い人は、プレゼンテーション用のスライドの作成や操作などがパソコンの使用用途の中でも多くなってきます。

プレゼンソフトとしてはPower Pointが主流ではありますが、最近はgoogleの提供するgoogleスライドや魅力的なプレゼンを作成できるPreziなどのクラウド提供されているソフトが活用できるため以前に比べてOSの制限がなくなり、Windowsでもmacでもその点ではどちらでも好みのOSで問題ないかと思います。

また、もし講義でプレゼンテーションをPower Pointを使って行うことが多い方はプロジェクターに接続が必要となるので、HDMIやD-subなどの映像出力ポート(差し込み口)を備えた機種、もしくは変換アダプターの携帯をしてプレゼン当日に不手際がないようにすることも重要です。

また、最近ではUSB-Cポートを備えた機種が増えてきています。USB-Cはアダプタがあれば、画面の出力もでき、USB-Aをつなげることにも使える汎用性の高いポートのため、今後の普及を見据えてUSB-Cポートのある機種を選ぶのも良いかと思います。

■ POINT:
・プレゼンソフトはクラウドのものでも補えるのでWindows、macどちらでもOK
・プロジェクターへの接続端子は要注意
・今後普及するであろうUSB-Cの機種を選ぶのもあり

3.iPhone使いで、デザインなどに興味のあるクリエイティブ志向タイプ

クラウド環境が浸透して利用している人が増えています。例えば、パソコンを持っていくのは難しいけれど、急ぎのためスマホで内容を確認したいといった場合もあるかと思います。WindowsでもDropboxやGoogleドライブなどのクラウドサービスを利用すればスマホとパソコンのファイルの横断的利用が可能です。しかし、スマホとパソコンの連携でいえば、iPhoneとMacの連携は素晴らしいです。

iCloudを通してファイルが自動的に同期されるので、手間を感じることなくスマホとパソコンを行き来することができます。他にも、外出先でパソコンでネットを利用する場合、スマホのテザリング機能でネットに繋げることがあるかと思いますが、これもiPhoneとMacなら特にパスワードを入れる必要はなく簡単に繋げることができます。1つのメーカーでスマホとパソコンを作っているAppleならではの使いやすさです。

またmacは画面キャプチャ機能や画像のリサイズのできるプレビュー、音楽編集のできるガレージバンドなどの優れたデフォルト標準機能を持ち、またウェブやアプリ開発の際にも真価を発揮するため、もしそのようなクリエイティブスキルや作業に興味がある場合はmacもおすすめの選択肢の一つです。

■ POINT:
・iPhone使いであれば連携や使いやすさ
・クラウドやウェブアプリの普及でmacでも困ることは少なくなっている
・デザイン作業や開発作業の面では優れている

 

必要なパソコンの性能って?

パソコンの性能は使う人によって必要なものが変わります。例えば、動画編集をしたい人にはHDDやSDDなどのストレージが大容量のものが必要だったり、メモリーはできる限り多く必要になります。他にも重さや、バッテリーの持ち時間、画面の解像度や色再現度、トラックパッドの使いやすさなど使う人によって必要な性能は違います。ここでは性能面からみたおすすめのパソコンをご紹介します。

スペックを理解する上で知っておきたいポイント

パソコンの性能とは何でしょうか、お店に行くと、HDDはいくつ、メモリーはいくつ、Wifiはどの規格に対応してしているのかと一覧表にされています。いまいちわかりづらく、一口に性能と言ってもよくわからないと思います。

性能(スペック)表に書かれているもので重要な3つCPU・メモリー・ストレージをわかりやすく例えると、CPUは「考える脳みそ」、メモリーは「一度に作業できる机の広さ」、HDDやSDDなどのストレージは「引き出し」です。それぞれ性能がよければ処理は早くなりますが、値段もそれにより高くなります。それぞれ自分に適したもの選ぶ必要があります。

CPUはcore-i5以上、メモリーは4GBできれば8GB、ストレージは可能であればアクセスが早くて壊れにくく、重量が軽いSDDで128GBか、できれば256GBのスペックのパソコンがおすすめです。

パソコンにもよりますが、メモリーやストレージはあとづけて拡張できるケースが多いのに対しCPUはあとづけで拡張することが出来ません。そのためそれらの性質を踏まえた上での検討をすることも大切です。

POINT:
・CPUは処理能力=考える脳みそ
・メモリーは同時処理のキャパシティ=一度に作業できる机の広さ
HDDやSDDなどのストレージ=保存できる引き出しの収納量

それ以外の選択肢:性能最強のデスクトップor携帯性のタブレット

大学生に必要なパソコンはどこにでも持ち運べて、文書作成やネットができて、動画を見ることができるノートパソコンが適しています。では、そこから一歩進んだ性能が高いパソコンは何かと言うとやはりデスクトップになります。

ノートパソコンとデスクトップパソコンで決定的に違うのは、拡張性です。ノートパソコンは出来てもメモリーを増やすことやHDDやSDDなどストレージの容量を増やすことくらいしかカスタムはできませんが、デスクトップパソコンはそれに加えてCPUを交換したり3DCGの品質に関わるGPUを交換したり、ディスプレイを交換したりあらゆるカスタマイズが自分で出来ます。

こういったスペックの高いデスクトップパソコンはサークル活動のPRビデオを作りたい、写真の現像をしたい、仕事を始めてから動画編集ソフトや3D設計ソフトなどの性能が必要なソフトを動かしたい、最新ゲームを最高の品質で楽しみたいという方にはおすすめですが、価格は相応に高く、持ち運べないのがネックです。

また逆に携帯性に特化するのであればタブレットという選択肢もあります。タブレットの弱点は入力が不便であることですが、最近はMicrosoftのSurface(サーフェス)のようなタブレットの弱点を補完するものも登場しています。

POINT:
・デスクトップPCは拡張性高い
・デスクトップPCはクリエイティブ作業やゲームスペック専用機としてはあり
・タブレットも入力の弱点を考慮すれば選択肢になるうる

 

まとめ

パソコンは使う人によって必要な性能が変わります。それぞれの利用目的や、使う場所、自分に必要なスペックを総合して自分にあったパソコン選びをすることが重要です。自分はパソコンで何をするのか、何がしたいのか、どこで使うのかなどが判断基準になります。スペックについても同じです。パソコンは大学の授業だけでなく社会に出てからももちろん必要なツールです。自分にあったパソコンを選び、使い込んで慣れ、そして使いこなして授業にも仕事にも趣味にも活かしましょう。

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