東京大学工学部×MIT(マサチューセッツ工科大学)がタッグを組んだ、最強の国際交流プログラムに潜入!



今回は、東京大学工学部の国際交流プログラムの一環として2011年より毎年開催されている、マサチューセッツ工科大学の学生と交流を図るプログラムMUSCAT(MIT UT Summer Camp for Asuno Technology)の最終プレゼンテーションに伺って参りました。そこでの様子をお伝え致します!

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MUSCAT(マスカット)って何?

MUSCATとは、マサチューセッツ工科大学(通称MIT)の学生と東京大学工学部(通称UT)の学生が参加する国際交流プログラムです。このプログラムでは、プログラムの期間中、UTの学生とMITの学生が一人ひとりペアでSkypeパートナーとなり、交流を図ります。そして6/1~6/4の間、共に山梨県山中湖にある大学の寮に泊まり、そこで行われる様々なレクリエーションを通して日米両国の文化の違いを知ることが出来るものとなっています。
更に、山中湖での合宿後には最先端技術を持つ日本の企業を学生が訪問し、最先端工学技術の現場を見学する、まさに日米の文化の違いと、日本の技術力に触れることが出来るプログラムとなっているのです。

全編英語のプレゼンテーション

プログラム最後のプレゼンテーションでは、UTの学生とMITの学生がお互いの文化に触れて感じたことや、サマーキャンプ滞在中の思い出をプレゼンにて発表してくれました。(なんとMITの学生は日本語で、UTの学生は英語にてプレゼン!)
発表の中では、MITの学生はUTの友人から教わった日本語や、日本人がよく言う単語(ここでは、「確かに〜」という言葉を紹介されていました。)を披露していたり、終始和やかな空気でプレゼンが行われていました。また、今回の交流を通して多くの学生が気付いた新たな発見として挙げていたのが、「日本とアメリカは文化は違うけれど、どちらも楽しいことが好きなんだ」ということ。例えば、MITの学生たちから見てUTの学生は、最初とても真面目な人たちに見えていたそう。しかし交流を通して「一生懸命勉強や仕事をした後、みんなでワイワイ飲みにいくのが好きという点においては、日米の学生も同じなんだ!」という、何とも微笑ましい発見を飲み会の写真と共に発表しており、滞在中本当に楽しい時間を過ごしたことが伺えました!

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プレゼン中はみんな何度も爆笑

はじめての着物着付け体験!

午後からは教室を移動して着物の着付け体験を行っていました。MITの学生は着物を着るのが初めてとの事で、「コレは何の柄なの?」と着物の柄にも興味津々★

今回のMUSCATに参加をしていた、東京大学工学部の学生さんにお話を聞いてきました☆

鈴木さん東京大学工学部機械工学科
学年:4年

―今回MUSCATに参加した理由はなんですか?

鈴木さん:一番は、自分のスピーキングのレベルを上げたくて、そのためには英語を話す機会を増やす必要があると考えたからです。東大の学生一人ひとりにMITの学生一人がついて、キャンプ前に必ずSkypeすることになっています。結局英語を話す友達を作るのが一番の近道だと思ったので、そのきっかけを用意してもらえるという点をとても魅力的に思いました。

―この交流を通して何か新たな気付きは得られましたか?

鈴木さん:今回の交流で、大学の専攻や所属だけでなく、ジェンダーにも普段縛られているかもしれないということに気づきました。何の気なしに発した言葉について「それは男とか女とか関係ないよね?」とMITの学生の数人から指摘されたとき、普段からなるべくニュートラルな視点に立っていようと心がけていたつもりだったのでショックを受けました。それから、キャンプ中の多くのグループワークを通して、議論の進め方の違いが気になりました。(人によりますが)東大の学生は各々じっくり考えてから議論を始める人が多い一方で、MITの学生は、じっくり考えるよりもまずバーっと議論してそしてサクサク手を動かして進めていく人が多いと感じました。私は前者のタイプなので、後者の方式を試せて良い経験になりました。

荒居さん東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
学年 修士1年

―今回MUSCATに参加した理由はなんですか?

荒居さん:自身の英語力、特にスピーキングとリスニングの能力の向上、そしてMITや東大の学生との交流を通して、修士の研究のテーマのヒントを得ることができるのではないかという期待があったからです。現在所属している研究室では、学生が自発的に学位・修士・博士論文のテーマを決めなきゃいけないのですが、非常に高い自由度を与えられている一方で困難も多いため、様々な人の意見などを聞きながら研究のテーマになるようなことを現在探している中で、昨年MUSCATに参加した先輩から強く薦められたので今回参加しました。

―今回のサマープログラムを通して、何を学ぶことが出来ましたか?

ひとつ、はっきりと感じられる成長として自分の英語のリスニング・スピーキングの能力は大きく向上しました。MUSCATプログラムでは多くのタイミングでMITの学生や、時には東大の学生とも英語で話す機会が多くあり、プログラムの中で用意された様々なイベントコンテンツはいずれも楽しみながらコミュニケーションを取ることが出来る内容になっていることで、自然に英語を話すことが出来ました。
また、ほとんどのコンテンツは迅速なチームワークを要するものだったので、積極的にコミュニケーションをとりながら問題解決をする能力も培われたと思います。それぞれのコンテンツには、どれも非常に難しい部分がどこかにあり、一人の力では決して達成できないようにうまく設計されていたので、役割を分担しそれぞれの強みを生かしながら時に頼り、時に頼られ真剣に課題解決に取り組みました。

―MUSCATの魅力を一言でいうと?
「人も企画も良い、視野が広がって最高に楽しい!!」
「多くの異なる背景を持つ人と楽しみながらコミュニケーションを交わして、自身の能力向上や意識の改善を図れる!!」

鈴木さん、荒居さん、ありがとうございました☆

取材後記

皆さん、いかがでしたか?普段、なかなか伺い知ることの出来ない東京大学工学部が取り組む国際交流プログラム「MUSCAT」。その実態は、文化や国籍の違いを超えて互いを刺激し合い、成長し続ける「Work Hard, Play Hard」なマインドを持った世界の未来を担う若者たちでした。
東京大学工学部を目指す方、もしくは既に在籍しているけどMUSCATの取り組みを知らなかった方は是非、来年この扉を叩いてみてはいかがでしょうか。

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