2018年2月22日(木)内閣官房内閣人事局主催の女子学生限定イベント「Girls 1 Day in 東京」を開催しました。
国家公務員や民間企業で働く女性社会人の話を聞くことで、長期的な視点で自分の人生、キャリアデザインを考えるイベント。当日はたくさんの女子高校生、女子大学生及び大学院生が参加しました!
オープニング
働き方コンサルタントとして活躍されているライフキャリア・シナジーLab代表の小山佐知子さんと、内閣官房内閣人事局 平野企画官より、女性活躍をテーマに講演をしていただきました。
小山さんからは、女性活躍ではなく「ワタシ活躍」というメッセージが。ご自身が育児をしながら起業家としても活躍されているため、とても説得力のあるお話でした。
平野企画官からは、女性活躍の現状と政府の取り組みを紹介いただきました。管理職の意識改革やセミナー開催による啓発など、法整備だけではない現場での取り組みは、非常に興味深い話でした。
レクチャー
オープニングの後はレクチャータイム。5つのテーマごとに部屋を分け、国家公務員・民間企業の方にご自身の仕事内容や働き方について熱く語っていただきました。
【グローバルに活躍】経済産業省、外務省、日産自動車
官民問わず世界を相手に仕事をすることは、もはや当たり前の世の中になっています。言葉も文化も異なる海外というフィールドで、自分の幅が広がる経験をした貴重な体験談を聞くことができました。
【育児との両立】文部科学省、厚生労働省、日本航空(JAL)
ライフプランを考えるにあたって関心の高いであろう本テーマ。制度の説明はもちろん、それをどう活用し、両立しているのかという視点での講演。表面的ではない、当事者ならではのリアルな話が印象的でした。
【女性リーダー】 法務省、財務省、JPホールディングス
女性管理職の登用が進んできているとはいえ、まだ少数派である女性リーダー。やりがいや将来の展望、悩みなど、身近な先輩達の話を聞くことでイメージを持つことができたのではないでしょうか。
【人々の生活を支える】総務省、国土交通省、帝人
世の中には、普段見えないだけで私たちの生活基盤を支えている仕事がたくさんあります。そういった仕事を少しでも知ってもらう機会になったことを期待しています。
【テクノロジーで国を支える】金融庁、警察庁、野村総合研究所(NRI)
loTが広がる中、国を支える重要な仕組み作りが求められています。異なる視点での話を通して、官民が協力しながらより良い暮らしを作っていく過程を垣間見ることが出来ました。
フリートーク
最後は国家公務員・民間企業の社会人と女子学生のフリートーク女子会。
レクチャーを聞いて疑問に思ったことや時間の都合で話を聞けなかった方のお話など、積極的に質問をしに行く学生が多かったのが印象的でした。
少人数でのグループ分けだったこともあり、あちこちから笑い声が聞こえる和やかな雰囲気の中で終了しました。
参加学生の声
・選択肢が多く、質問事項も豊富だったのでとてもよかったです。国家公務員と企業の方の話を同時に聞けたのがよかったです。
・国家公務員の方と直接お話しできたのが嬉しかった。気になっていたことも気軽に質問できた。
・国家公務員と民間企業の方々が活躍をし、自分らしく仕事をしながら家庭との両立をしているというお話をお聞きできたので良かったです。
参加した民間企業
女性の生き方、働き方は人それぞれ。これから社会に出る参加者のみなさんは、様々な社会人の話を聞いて、就職について、人生について考えるきっかけになったのではないでしょうか。次回、9省庁の国家公務員と一緒に課題解決ワークをするスペシャルイベントを開催!興味のある方はぜひご参加ください!