【アクセンチュア】ライフイベントと仕事の両立について聞いてみた!



外資系コンサル業界と聞くと「忙しそう」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか? 最近では、仕事とプライベートのバランスをうまく取れる環境で働きたいと思う学生も増えているようです。そんな中、アクセンチュアにはどのような制度があり、どのような働き方ができるのでしょうか。働き方改革にも積極的に取り組んでいるアクセンチュアですが、今回は「出産と育児」に焦点を当て、制度を活用しながら仕事と育児を両立している二人の社員の方に話を伺いました。

登場人物

櫻井さんアクセンチュア株式会社 素材・エネルギー本部 マネジャー 
2009年入社 早稲田大学 政治経済学部出身
化学、素材、エネルギー関連のクライアントをメインに様々なプロジェクトに参画している。趣味は不動産(家探し)とジョギング。走りながら街を見て「ここの物件良いなあ」「ここ何建つのかなあ」と考えることが好き。

佐藤さんアクセンチュア株式会社 デジタルコンサルティング本部 シニア・マネジャー
2011年入社 東京工業大学大学院 総合理工学研究科出身
新卒で大手IT系企業にシステムエンジニアとして就職。その経験を活かして、アクセンチュアに転職後はコンサルタントとしてIT戦略の立案や、新規サービスの開発などを手掛けたのち、現在の部署へ異動。様々な業界のデジタルマーケティングやサービス開発事業に携わる。趣味はワインとダンス。おいしいご飯を食べながらワインを飲むのが好きだそう。

kanaeMY FUTURE CAMPUS学生スタッフ 早稲田大学 文学部5年生
大学では美術史を学び、3年生の時フランスへ長期留学をする。好きな仏像は興福寺阿修羅像と薬師寺薬師三尊像、好きな画家はクロード・モネという変わった趣味を持つ。

柔軟に対応される産休・育休制度

かなえ

本日はよろしくお願いします! この取材では、アクセンチュアの方が仕事とプライベートのバランスをどのようにとっているのか、また産休や育休の制度についてお聞きしたいと思います。お二人とも現在、育児をしながら働いていらっしゃるんですよね?

櫻井さん

はい、そうです。ちなみに子どもは二人です。

佐藤さん

私も子どもは現在二人ですが、妻が三人目を妊娠中です。

かなえ

お二人とも既に二人のお子様がいるんですね! 家族が増えると分かった時、プライベートと仕事の面においてどのような心境でしたか?

櫻井さん

一人目を妊娠したのは入社3年目のときでした。素直に嬉しい気持ちと不安な気持ちが両方ありましたね。当時参画していたのが、お客さまの海外展開をサポートするという3ヶ年計画のプロジェクトでとても忙しかったため、子どものことをチームの皆に伝えるタイミングに悩みました。

かなえ

入社3年目ってまだ若手に括られる時期だと思うのですが、そういった面でもプレッシャーがあったのではないでしょうか?

櫻井さん

そうですね。今は働き方改革が進んでいますが、当時はまだ残業も多く、繁忙期のころは大変でした。お腹が大きくなっても同じような環境で働けるのか不安でしたが、子育てをしながら働いていた先輩が身近にいたので、その人をロールモデルにして働き方のイメージを持てていました。けれど、その環境に自分が順応できるかどうかは依然として不安でしたね……。

かなえ

今は二人のお子様の育児をしながら働いていらっしゃるとのことですが、どのようにして不安を解消していったのでしょうか?

櫻井さん

チームの上司や仲間が理解を示してくれたんです。周りに伝えるタイミングについては悩みましたが、3ヶ年計画のプロジェクトのこともあり早めに上司やチームのメンバーに伝えました。そうすることで検診などの予定で遅刻や早退をする際も早くから理解や協力をしてくれましたし、「体調を第一に」といった気遣いを皆さんからいただいたので、自然と不安も解消されていきました。

佐藤さん

私も入社するまでは、アクセンチュアって独身の人が多いイメージだったのですが(笑)、私の周りには意外と早くに結婚していて、子供がいる人も結構多いと感じています。育児中の社員が身近にいるので、社員同士の理解も深い傾向にあります。私自身も、二人目の子供が生まれ、子供の行事で早退したり、家族のために早く退社する日を作ったりしています。

かなえ

出産・育児って家庭のことだから会社では一人で抱え込んでしまうイメージが大きかったのですが、周りの方に理解してもらえると安心ですね。


佐藤さん

そうですね。私もチームに同じような状況の社員がいたら理解を示すようにしています。たとえば最近子供が生まれたチームメンバーに、「育休の取得はどうする?」など聞くようにしています。

かなえ

ところで、男性でも育休を取得する人はいるんですか?

佐藤さん

かなり多いです。短い人でも1ヶ月程は取っていることが多い気がしますね。私自身も来年、三人目が生まれる予定なので、1.5ヶ月くらいの育休を申請するつもりです。

かなえ

男性も育休を取りやすいのはすごいですね。アクセンチュアって、とても忙しいイメージがあるのですが、産休・育休を経て仕事に復帰した後、仕事と育児の両立はできるのでしょうか?

櫻井さん

アクセンチュアは社員が長期的に働けるよう、状況に合わせて利用できる様々な制度を設けています。例えば、「短日・短時間勤務制度」。これは、会社が定めている週の最低限の勤務時間を満たせれば、働く日と休む日を決めることができたり、さらに時短で働くこともできたりする制度なんですよ。私はこの制度を活用しながら仕事と育児を両立しています。

佐藤さん

プロジェクトのチームにもよりますが、私の場合は基本的に自分の仕事を自分でコントロールできるので、休みが必要な時は仕事に支障がでない範囲内で自由に休日を作ったり、フレックスを利用して早めに退社したりしていますね。朝の保育園への登園も私の役割なので、時間に融通を利かせて働いています。

かなえ

仕事と育児の両立が取りやすい環境なんですね。

佐藤さん

そうですね。私の場合、かなりはっきりと家庭にも重点を置いていることを関係者に伝えています。たとえば授業参観などの機会があるときはプロジェクトのスケジュールやタスクを早めに調整し、当日は早退できるようにメンバーとお客さまへ事前に伝えています。両立するには、自分の希望ばかりを言うのではなく、周囲とのコミュニケーションやお互いの思いやりが大切ですね。

復帰後のキャリアはどうなるの?

かなえ

アクセンチュアでは女性はどれくらいの期間、休暇を取得できるのでしょうか?

櫻井さん

産休・育休は法定通りに取得できます。現在は最長で2年間休めますが、半年以内に復帰する早い人もいます。私も二人目の出産の時には半年弱で復職しました。育児をしていると「大人と話がしたい!!」っていう気持ちになるんです。(笑)。

かなえ

産休・育休から復帰した際、どうしてもキャリアダウンの不安があるのでは……?と考えてしまうので、復帰後のキャリアについてお聞きしたいです。

櫻井さん

アクセンチュアの仕事はプロジェクト単位で動くので、出産や介護、あるいは有給休暇で休んでいようが復帰後にキャリアダウンになることは無いんです。復帰後は次のプロジェクトに配属されるわけですから。

かなえ

櫻井さんが復帰された時はどんな感じでしたか?

櫻井さん

復帰直後の自分の配属は会社のニーズに合わせようと考えていたため、当初は会社から指定された配属先で働こうと思っていました。ですが、「復帰後の一つめのプロジェクトだし、自分が行きたいところを選んでいいよ」と言ってもらえたのがとても印象に残っています。驚いたと同時に、受け入れられている気がして嬉しかったですね。産休・育休中の理解もそうですが、復帰後のアフターケアやフォローアップもしっかりしています。

佐藤さん

そうですね。私のチーム内にも育休明けの社員がいたのですが、その人が働きやすいようにお客さまとの仕事を調整したり、子供の状況に応じて在宅勤務を勧められるようにしたりなど、プロジェクトごとに様々な協力をしていると思います。

かなえ

産休・育休を取得することによって、昇進の妨げになったりはしないのでしょうか?

櫻井さん

アクセンチュアの年度は9月に始まります。昇進が伝えられるのは12月なのですが、9月の段階で、前年度分の評価はある程度決まっているんです。どのタイミングで休暇を取ろうが、働いていた期間のパフォーマンスをしっかりと評価してくれるので、人によっては、「10月から産休に入っていたが、12月に昇進した」という社員もいるんです。休暇期間中に昇進した場合、復帰後はそのポジションについて仕事を再開できるということです。

より働きやすい会社を目指すアクセンチュアの「働き方改革」

かなえ

お二人のお話を聞いていると、産休・育休の取得はもちろんのこと、在宅勤務やフレックス勤務など、働き方の選択肢の幅がかなり広いイメージを受けました。制度があるだけでなく、しっかりと制度を利用できる社内の雰囲気や理解があるものいいですね。

佐藤さん

「働き方改革」という言葉を政府が使い始めるよりもずいぶん前から、アクセンチュアでは社長が自らワークスタイル変革を掲げて動き出していたんです。とはいえ、働き方を変えると言っても一朝一夕で実現できることではありません。長期にわたって地道に取り組んでいたことが、最近になって徐々に現場へ浸透してきたという感じです。残業時間もかつての働き方と比べると圧倒的に減っているんですよ。

かなえ

アクセンチュアには様々なプロジェクトがありますが、全体的にそういった傾向にあるのでしょうか?

佐藤さん

もちろんプロジェクトごとに業務契約の内容が異なるので、働き方には色々なケースがあります。ですが、それでも全体的にみて残業は減少傾向にあると感じています。非効率な残業を減らすためにも社員全体が働き方を見つめ直しているんです。マスコミに取り上げられる機会が増えたおかげで、お客さまにアクセンチュアの実施している働き方改革を知っていただけたり、ご理解いただけたりしていて、徐々に浸透しています。

かなえ

意外でした! 残業が少なくなっていくのは、お子様がいらっしゃる社員さんにも負担軽減になりますよね。

櫻井さん

ポイントはそこです。負担軽減といっても、「残業が減る」は「業務量が減る」というような単純な話ではないんですね。私たちは残業時間が減っても、それまでと同等かそれ以上のレベルのパフォーマンスを発揮し、限られた時間内で求められるアウトプットを出すために、より効率的に働くことを強く意識しているんです。これはとてもチャレンジングなことですが、今まで以上に成長を実感しています。
そもそも私のように子供がいる社員の場合、時短制度などを利用していると時間にリミットが生じます。なので、限られた時間内で最大限パフォーマンスを発揮することは必須です。従来は、ついつい夜まで仕事をしてしまうときもありましたが、いまではそういう働き方はできません。出産と育児を通して、自分の働き方を見つめ直す機会にもなったとも考えられますね。

かなえ

育休・産休やフレックス勤務、在宅勤務が取りやすいこと以外に、アクセンチュアで働く際に活用できる制度って他にありますか?

佐藤さん

「キャリアズ・マーケットプレイス」という世界中の募集中ポジションに応募できる社内異動システムが特徴的です。このシステムを使うと、挑戦してみたい分野を担当している部門への異動を自らの意思で応募することができるんです。

櫻井さん

あるアクセンチュアの女性社員のエピソードですが、別の会社で働いている夫が海外転勤になったので、「キャリアズ・マーケットプレイス」を使って夫の転勤先の国のアクセンチュアへ異動した例もあるんですよ。

佐藤さん

私もこの制度をいつか利用しようと思っているんですよ。私はいつか家族を連れて、英語圏で働きたいんです。子供たちに海外の多様性のある環境でタフに生きる力を身につけてほしいと考えています。

かなえ

そうなんですね! 櫻井さんは何か将来の展望や目標はありますか?

櫻井さん

私は今後もずっとアクセンチュアでキャリアを重ねていきたいです。「アクセンチュアで子育てしながら働くのは難しいのではないか」、「キャリアアップができないのではないか」、と不安に思っている人に向けて、自分が働いている姿を見せることで不安を解消し「実際は子供がいても活躍できる」ということを実証する存在になりたいです。

かなえ

櫻井さん、佐藤さん、ありがとうございました!

取材後記

かなえ

いかがでしたか? 正直、取材をするまではアクセンチュアって忙しそうで産休・育休もあまり取得できないのかなと思っていたのですが、全くそんなことはなくて驚きました。しかも、取材したお二人が特別な存在なのではなく、ロールモデルになる人が社内にたくさんいるのも魅力的ですね。昨今、ワークライフバランスを重視する学生が増えている中で、アクセンチュアのこの取り組みが多くの学生に届いてほしいと思います!

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