地域密着型! 駅ビル開発事業について聞いてみた! in アトレ



JRの駅ビルに多く展開している「アトレ」。皆さんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか? 展開する地域によって、雰囲気や施設内にある店舗のバリエーションも全く異なるアトレですが、一体どのようにしてそのような個性的なアトレを作っているのでしょうか? アトレができるまでの道のり・開発の裏側に迫りました!

登場人物

八鍬さん株式会社アトレ 開発企画部 2010年入社 明治大学農学部卒業
入社してから最初の3年間は恵比寿店で約30ショップの営業を担当。2013年から本社へ異動し現在の開発企画部に至る。趣味はスノーボード・旅行・ファッション。お気に入りアトレは恵比寿店。

亀井さん株式会社アトレ 総務部 2010年入社 日本大学法学部管理行政学科卒業
入社してから最初の4年間は川崎店で営業を担当。本社へ異動後はアトレカードの企画運営業務、その後は社長秘書を半年間経験し、そして現在の総務部に至る。趣味はスキー・ゴルフ・登山。お気に入りアトレは恵比寿の西館。

かなえMY FUTURE CAMPUS学生スタッフ 早稲田大学文学部5年
大学では美術史を学んでおり、仏像や絵画が大好き。大学3年生の時には1年休学してフランス留学をする。高校生の頃、吉祥寺のアトレによく通っていたため、お気に入りアトレは吉祥寺。

多彩な駅ビル開発で街を豊かにする! 地域密着マーケティングに強いアトレの仕事とは?

かなえ

本日はよろしくお願いします! お二人はそれぞれ違う部署に所属しているんですよね。主な仕事内容をお聞かせください。

八鍬さん

新規案件の開発に携わる仕事をしています。主にマーケティングとプランニングですね。あとは、アトレに出店しているテナントとの関係強化、出店の有無に関わらず新業態など新しい取り組みを模索していくことを目的とし、飲食やサービステナントの会社の法人窓口の業務も受け持っています。

亀井さん

総務部で人事として採用業務と研修業務を担当しています。研修に関しては、新卒研修だけでなく社員研修も担当しています。

かなえ

アトレって店舗ごとに全く雰囲気が違うイメージがあるのですが、どのような流れで出来上がっているのでしょうか?

亀井さん

まず新規案件の開発が決まった際プロジェクトチームが作られ、対象の地域の属性を調べはじめます。いわゆるマーケティングの仕事です。

かなえ

八鍬さんは開発企画部に所属されていますが、具体的にどのようにマーケティングをするのでしょうか?

八鍬さん

地域によっては、街の雰囲気や属性が全く異なるので、「どういった街か」「どのような人々がいるのか」「どのようなものが不足しているのか」「どのようなものが求められているのか」といったことを地域ごとに現地調査やデータ調査を通して分析し、それぞれに最適なプランを練っています。現地調査では、実際に現地に赴きそこで暮らす人々の生活・行動に密着してデータを地道に収集・分析しています。

かなえ

地域ごとのマーケットを把握してからプランニングをするんですね。プランニングが固まるまでの詳しい道のりをお聞きしたいです。

八鍬さん

先ほど紹介したマーケティング調査によってターゲットとコンセプトの策定をします。コンセプトは一般公開することは多くないのですが、我々が開発していく中で計画の方向性がずれないようにするための柱のようなものです。次は、どのようなテナントを導入すれば街が良くなるか・お客様が喜ぶかという観点で具体的なプランを練ります。「こうなったら良いな」というプランニングが前半を占めています。

かなえ

後半はどのようなことをするのでしょうか?

八鍬さん

実現可能性を考える工程に入ります。既存の駅ビルを開発する事例が多いため、我々のプランが実現できる環境なのか・制約はあるのかなど確認します。そのあと考えたプランが本当に実現可能なのかを収入と経費のバランスを考えていきます。これらを全てを終えて最終的にスケジュール作成をするのですが、この一連の作業を一旦全て終えた後も、「本当にこれで良いのか?」と何周も考え続けるんですよ。

かなえ

一つの新規開発をするだけでそんなに時間と手間をかけているんですね。運営が始まった後はどういった仕事があるのでしょうか?

亀井さん

平均20人くらいが店舗に常駐し、運営業務を担います。テナントとして入っているショップのサポートや販促関連のイベント企画、そしてお客様と従業員の満足度を分析し、より満足していただけるような環境・設備改善の提案などを業務内容とします。

かなえ

運営にはどういった部署の方が属しているのでしょうか?

亀井さん

営業や開発など様々な部署のメンバーがいますが、それぞれの仕事に明確な境界線はありません。八鍬さんは3年間恵比寿店で営業を担当していたんですよ。

八鍬さん

そうですね。テナントの売上向上のための傾向分析や、イベント企画や広報、歳時記に合わせた店舗のディスプレイなどを考える仕事を運営チームと共にしていました。一般的な営業職とは少々違う仕事内容になりますね。お客様にとって快適な環境になるにはどうしたら良いか?テナントの売上向上のためにはどうすれば良いか?ということを常に現場で考えていました。


「駅を変えて人々の生活を豊かにしたい」街づくりの使命を担うアトレの想い

かなえ

アトレって、館ごとにテナントの個性や店内の雰囲気が全く違うと感じているのですが、やはり地域ごとにマーケティングを徹底しているから個性がでるのでしょうか?

八鍬さん

その通りです。その中でも特に地域色が出ているのは品川のアトレと吉祥寺のアトレですね。品川はサラリーマンの行き来も多く、住んでいる方も高所得である場合が多いです。そのため「ニューヨークスタイル」というコンセプトを設け、館内も黒い壁とスケルトンの天井というハードデザインを適用し、洗練された館づくりをしています。逆に吉祥寺は、昔からあった駅ビルをアトレで開発したので、昔から利用していただいたお客様を安心させるような温かいデザインと業種構成になっているんですよ。品川は飲食店が多いのに対し、吉祥寺は食料品・本屋・カフェ・雑貨・アパレルなど豊富なバリエーションです。

かなえ

そもそも、なぜ地域密着のマーケティングを徹底しているのでしょうか?

亀井さん

アトレの企業理念とビジョンが影響しています。私たちアトレは、『お客様と地域の皆様に新しい価値を……いつまでも、しなやかに』という企業理念と『アトレって信頼できるね』『アトレのある街っていいね』『アトレで働き続けられて幸せ』という3つのビジョンを持っているんです。

八鍬さん

駅が変わると街に住む人々の生活が変わります。自分の住んでいる駅が綺麗になったり、ウキウキするような商業施設が入ったりすると嬉しいですよね。アトレの駅ビルを通して毎日人が使用する環境に良い影響を与えたいという使命感を持って仕事をしているんです。

かなえ

そうなんですね。駅ビルや駅チカにある他の大型商業施設との差別化ポイントはどのようなところにありますか?

八鍬さん

他の大型商業施設のように「買い物したいからあそこに行こう」と思ってもらうより、その地域に住んでいる方々に「用事がなくても寄りたい」と思ってもらえる環境やテナント構成を意識して開発・運営をするようにしているので、地域密着の姿勢が差別化ポイントだと思います。

かなえ

アトレって駅ビル内に展開しているイメージがやはり強いのですが、駅ビル以外の場所で開発をすることはあるのでしょうか?

八鍬さん

ありますよ。今ご紹介できるものでは、港区竹芝エリアで開発を進めているものがあります。「竹芝ウォーターフロント開発計画」という2020年の春以降に開業予定の商業施設で、ホテル・オフィス・劇場・商業施設が入る大きな施設です。商業施設部分をアトレが開発運営することになっており、アトレ史上初めての駅ビル以外での展開になります。

かなえ

既に実例があるんですね! どうして駅ビル以外の開発を進めているのでしょうか?

八鍬さん

将来性と次の成長戦略を考えた際、駅以外の展開の模索も必要だという課題がアトレ全体としてあります。そこで、駅ビル開発で培ったノウハウは活かしつつ、駅以外の施設開発や海外進出に積極的に取り組んでいこうという姿勢を持っているんです。

かなえ

海外進出もしているんですか?

八鍬さん

台湾に施設を出すことが決まっています。「アトレ」という名称で展開する初めての例で、駅ビルではなくショッピングセンターの中に入る形で展開していきます。海外進出は今後力を入れていきたい分野ですね。

一人一人を思いやる会社の姿勢。街づくりと人々を大切にするアトレならではの会社のあり方とは?

かなえ

オフィスを案内してもらった時、オフィス内がお洒落なことはもちろんフリーアドレスを導入していることに驚きました!

亀井さん

そうですね。アトレは自由を大切にしている会社なので、仕事をする上でも特定の席を設けたり、ドレスコードを設けることも無く皆ラフな格好で出勤しています。本社ではフレックス勤務も導入しているので、とても働きやすい環境だと思います。

かなえ

どうしてそんなに自由度が高いのでしょうか?

亀井さん

「新しい価値」をつくるためには前例にとらわれない、新しいことにチャレンジする姿勢が大切です。なので、働く環境はもちろん、働く上でも上司や後輩の垣根を越えて意見を言い合う風土が整っているんですよ。一人一人が働きやすい会社を目指しているんです。

かなえ

アトレで働いている人にはどんな人が多いですか?

亀井さん

人と関わることが好きだったり、新しいものが好きで感度の高い人、そして楽しいことが好きな人が多いです。

八鍬さん

そうですね。街歩きや新しいものが好きな人には合う仕事だと思います。自分の好きなことが活かせる仕事なので、楽しくやりがいを感じながら仕事をしている人が多いですね。

かなえ

最後に学生へメッセージをお願いします!

八鍬さん亀井さん

皆さんにとってアトレは商業施設のイメージが大きいと思いますが、「デベロッパー」としてその街のことを真剣に考え、人々へ大きな影響を与える役割を担っている会社です。街歩きや新しいことが好きで、真剣に街のことや人々のことを考えている社員から創り出されるアトレは、本当に個性豊かです。ぜひ、お気に入りアトレを見つけてみてくださいね。

かなえ

ありがとうございました!

取材後記

かなえ

いかがでしたか? 私自身、高校生の頃は吉祥寺のアトレ・大学生の今は(美術館の多い)上野のアトレを使用することが多いのですが、どちらもテナントの内容や建物の雰囲気が異なるんですよね。そういった唯一無二の個性的なショッピングセンターは地域に密着しているアトレだからこそ創り出されるものなんだと取材を通して実感しました。あなたのお気に入りアトレはどこでしょうか? ぜひ自分に合った「寄ってみよう」と思えるアトレを見つけてください!

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