インドネシア人の日本留学・就職支援の重要性


インドネシア。
私は、この国にとことん惹かれています。
しかし、この国をよく知っている人はどれくらいいるでしょうか。
インドネシアが、世界で最も親日的な国であるということを、知っていましたか。

私がインドネシアに興味を持ったきっかけは、インドネシア人の人柄に触れたことです。彼らは、初対面の人にも気兼ねなく話しかけ、まるで昔からの友人だったように振舞います。それは、欧米の人のようなノリとは異なり、「明るくて温かい」といった表現が適切である気がします。第4弾の今回はインドネシアのプロジェクトについて触れたいと思います。

親日国インドネシアと日本の関係性

インドネシア人は、日本に対して非常に好意的な印象を抱いています。理由は、日本のODAで様々な交通インフラが整備されたから、日本はアジアで最も発展しているから、などが挙げられますが、最近は日本のアニメや漫画も人気です。更に、インドネシアでは後期高等教育機関(主に高校)で第二外国語を学ぶことが必修になっており、その選択肢の中の日本語を選ぶ人も多くなっています。しかし、日本に興味はありつつも、実際に日本に留学したり日本で就職したりするケースは多くはありません。高校で学んだ日本語も、その後は殆ど使うことなく終わってしまっているのが現状です。

私は、この現状を非常に勿体ないと感じました。折角日本語を勉強したのならば、もっと日本に関わってもらいたい。日本の大学も、他国と比べて国際化が遅れていることに危機感を覚え、留学生を増加させることを目標にしている大学が多くなっています。また、少子高齢化が進み、生産労働人口が年々減少する日本社会にとって、更なる労働者の確保は必須です。そのような日本側のニーズの観点から見ても、留学生や外国人労働者の増加は好ましいことでしょう。それが、ましてすでに多少なりとも日本語を勉強していており、親日的であるインドネシア人となれば、尚更です。

Jump Japanの立ち上げへ

互いの国にとってメリットの多いインドネシア人の日本留学・日本就職ですが、では現在壁になっているのは何でしょうか。もちろん渡航費などの経済的面も挙げられますが、あまり意識されないのが情報不足です。インドネシアにいると、日本の大学の制度や就職の方法がわからない。そもそもどこでどのようにそのような情報を手に入れればいいかもわからないし、見つかったとしても個々の大学や企業のものばかりで、比較することは難しい。これでは、例え奨学金を獲得したら留学が可能だったとしても、その前に「よくわからない」という理由で諦めてしまうかもしれません。

そこで、私たちBizjapanは「Jump Japan」というプログラムを立ち上げました。これは、Bizjapanのメンバーが他国へ飛び、現地で日本の大学の制度や就職方法について説明したり、実際に日本留学・就職を体験した「先輩」を呼んでパネルディスカッションをしてもらったりする、というものです。また、それだけではただ日本留学を考えるきっかけを作っただけであるため、アフターケアとして、希望者に対し留学志望書の添削やSkypeでの相談を行っていくつもりです。Jump Japanの次には、すでに日本に留学している学生を対象に、日本就職についての説明及び「先輩」からの実際の話を聞くというCareer DesignStudioを行います。最終的には、複数の企業を呼んで日本就職希望者の外国人とマッチングさせるという、Career Design Forumを開催する予定です。この3つの流れを継続的に実施することで、来日を考えている段階から、日本留学、日本就職までを支援することが可能となります。このCareer Streamという流れにおいて、インドネシアは最適な国であると考えています。

現在、インドネシアは日本語学習者数が韓国に次いで世界第2位の国となっています。日本に興味を持っている人も非常に多くなっており、来日後も友好な関係を築いていけるでしょう。また、現在は日本を訪れたことのあるインドネシア人日本語教師も少ないため、日本滞在経験者が増加すれば現地の日本語教育の質も向上し、好循環が生まれると考えられます。日本と関わりの深いインドネシア。日本でも、このようなインドネシアにより多くの人が興味を抱いてくれること、また少しでも頭の片隅に残ってくれることを願っています。これからも私たちは、インドネシア、また他の国からも日本留学・日本就職してくれる人が増えるよう、活動していきます。

Bizjapan 嶋村綾

ビズジャパン第3弾の記事はコチラ!

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