社会人が考える「優秀な学生」とは?



採用サイトの募集要項やメッセージの大半「優秀な学生を私たちは募集しています!」という謳い文句が書いています。この「優秀な学生」になるべく必死に自己PRを練ったり、面接対策に精を出したりしますね。
しかし私たちが考える「優秀な学生」は、人事担当の社会人が思う「優秀な学生」と本当にマッチしているのでしょうか。今回はここのギャップについて深掘りしようと思います。

大学生までは「学歴」でのみ語られる優秀さ

自分の過去において「頭がいいね」、「優秀だな」と言われる学生はどんな学生だったでしょうか。
小学校に入ってから大学に入るまでは学力だけが大半の学生の指標になっていました。そしてこの学力というのは、主に計算能力、記憶能力のことを指します。
学力を測るために受験や定期考査という制度が存在し、自分がどれだけ「優秀」になれたのかを試験/テストを受けるたびに測ることができました

このため偏差値の高い小学校、中学校、高校、大学に入ることが「優秀」と言われるための必要十分条件だったのです。スポーツやダンスを頑張っている人やある一芸に秀でている人、一教科だけ強い人の評価は難しいのに対して、総合的に高偏差を取ることができるジェネラリストが重宝される傾向が強いのです。(もちろんオリンピックにでて結果を残せるような実力の学生はそれだけで優秀と言われますが、出場できるのは頑張っている人の中の数人ぐらいという超ハイレベルな競争ですよね。)

筆者も天賦の才という程ではないですがそこそこあった学習能力と集中力をフル発揮し、死ぬほどの勉強を重ねた結果、中学受験で都内有数の進学校に入り、(一年間の浪人期間を挟んで)大学受験で今の大学に入ることができました。私の学歴を聞いた人の多くに、「優秀だね」とか「頭がいいね」といったお褒めのお言葉をかけていただきました。

社会人から「優秀」に見える一皮むけた学生


ですが、筆者自身は、特に大学に入ってから、「この大学にいる」ということだけで「優秀な学生」といわれる資格があるのか疑問符を持ち始めました。

社会人にとっての「優秀な学生」とは、大学までのように学力というただ一つの指標のみで測られるものではなく、多くの指標を総合的に判断して、他の学生と比較した上で測られます。この指標として、一般的に言われているのは、論理的思考能力、処理速度、発表力、忍耐力、人当たりの良さ、パッション、リーダー力などがあると思います。

皆さんの周りにもいると思いますが、同じ大学、同年代の学生でも学力がありつつ、いろんな活動に参加したり、逆に一つのことをプロレベルまで極めたり、瞬時に論理立てて話すことができたり、人を魅了するようなプレゼンテーションができたりといったように、「こいつ何者だよ」と思う学生がゴロゴロいるんですよね。彼らのような「一皮むけた学生集団」は、決まって複数の優良会社の内定を持つタイプか、我が道を突き進み成功するタイプであるように思えます。

一方、上記集団に属する学生の周りにいて接点もあるのですが、とりわけ一つ絶対の自信のある分野というのを持ち合わせていない「自己像ぼんやり学生集団」にその他学生大半が所属しています。自分に自信がない、または自分が何がしたいのかというのをなあなあのまま学生生活を過ごしがちです。

筆者の周りも、上記「一皮むけた」学生ばかりだったので、勉強がそこそこできたという自尊心なんてズタボロにされました。そして彼らに追いつくために必要なこと、すべきことが何かと思いを馳せました。しかしやはり「ぼんやり大学生」であるために何をすべきかがわからないのです。受験勉強の時のように教材も復習テストも、そもそも決まったカリキュラムもないからです。

逆に言うのであれば、学力が普通であっても就職活動において引き手数多の人材になれる可能性は十二分にあるんです。「頭がいいだけ」の人は、計算処理能力、暗記能力においての強みが試験で保証されていますが、それ以外はその人次第で他の人となんら差がありません。なのでそこまでリスペクトしなくてもそこの指標はそんなに重視されないと思います。少なくとも筆者はその考えを抱いていて焦燥感に駆られています。

インターンやビジコンは「優秀」になるための手段

ではこうしたたくさんの指標を満たすために、スキルを上げるにはどうすればいいのか。この時初めてインターンやビジコンが効果的だと気付くのです。

最近は内定直結型インターンが増えてきて、内定を取るためにインターンをしているという人がたくさんいますが、本来は企業の特性を知り、働く時にはどういう能力が求められるのかというのを肌感覚で体感することができる場所なんです。またインターンを通じて短期間で集中的にPDCAを回して、先ほど触れた複数の指標を高めることにその本質はあります。(詳しくは(以前のスタッフコラム)をご覧ください。)

ビジコンなども同様にビジネスプランを根詰めて細部まで考え、創り上げたものを自分の考える最高のプレゼンで審査員に発表し、ライバルと競い合うという場を体験することで、多くの経験値を得ることができるのです。

インターンやビジコンで何を得られるのか、得られるものがあるのかということはいろんな意見があると思いますが、僕個人としては手っ取り早く経験・スキルを経て希望の会社の「優秀学生」指標を満たすのに良い手段はないと思います。また社会人と近い距離感に居続けることは、彼ら社会人が仕事においてなんのスキルを必要としているのかがわかるようになると思います。

今MFCでは様々なプログラムの他に、「大学園祭」プロジェクトのプロジェクトメンバーを募集しています。(詳細はこちら

半年かけて一つのプロジェクトの準備をするという経験は、大学生活でなかなかできないものだと思いますし、何であれ得るものがきっとそこにあると思います。特に社会人とやりとりするその距離感の近さは、社会人を疑似体験している感覚を与え、自分に足りないものをきっと教えてくれるでしょう。

現在追加日程で募集中なので、是非とも参加してみてはいかがでしょうか。ちなみにぼくはプロモーションチームのリーダーを任されているので、もしプロモーションチームで一緒になったら是非とも一緒にがんばりましょう!

【MFC】「大学園祭」プロジェクトメンバー募集!

(取材/執筆:あおの)
MY FUTURE CAMPUS学生スタッフ。現在東京大学農学部4年生。
農学系の大学院に進学予定。サッカーは小学校から続け、現在もサークルに所属。
またアフリカに2度渡航経験あり。将来の夢はアフリカの農業ビジネスを立ち上げつつ、子供達とサッカーを通じて交流を深めること。

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