デジタルコンサルタントについて色々聞いてみた in アクセンチュア


アクセンチュアと言えば世界55カ国以上に拠点を持つ、世界最大級の総合コンサルティングファーム。今の時代のビジネスに欠かせない先端テクノロジーに強いコンサルティング会社としても知られています。その中で「デジタルコンサルタント職」として多くのクライアントから頼られている二人の女性社員にその仕事内容を聞きました。

登場人物

ozawaデジタルコンサルティング本部
アクセンチュア インタラクティブ シニア・マネジャー
広告代理店を経てアクセンチュアへ転職。将来は島で仕事をしたいとのことですが、(文中にもありますが)アクセンチュアでは夢ではない話。テンションが高い! 例えの話も面白くて、終始笑いっぱなしでした。

komachiデジタルコンサルティング本部 アクセンチュア インタラクティブ マネジャー
新卒でアクセンチュアに入社。いつか、かつて住んでいたアメリカに戻り仕事をしたいと、野望を持っている。優しいお姉さんという印象なのに、芯の強さがお話の中でもヒシヒシと伝わってきてそのギャップがカッコイイ!

ishiiMY FUTURE CAMPUS学生スタッフ。趣味は、旅行と映画鑑賞。大学は森の中にあり自然豊かで心地よいが、シティガールに憧れている。春からベトナムにインターンしにいく予定。

SIではなくビジネスの解決策を示すのがデジタルコンサルタント職

ishii

MFC学生スタッフのいしいです。アクセンチュアと言えばグローバルなコンサルティング会社というイメージですが、その中でお二人の「デジタルコンサルタント職」とはいったいどんな仕事ですか?

ozawa

当社のデジタルコンサルタント職には3つの職域があります。統計分析や人工知能を使ってビッグデータから次のアクションにつながるインサイトを引き出し、それを元にお客様の業務を効率化したり、新しいサービスを生み出したりするアクセンチュア アナリティクス。主に一般消費者とお客様とのコミュニケーションの在り方を見直し新しい関わり方を提案するアクセンチュア インタラクティブ。モバイルやIoTなどの先端技術を利用することで、企業のモビリティ(機動性)を高め、新しいビジネスをつくるアクセンチュア モビリティです。

ishii

やはりどれも先進のテクノロジーに関する知識が必要となる難しそうなお仕事ですね……。

komachi

いしいさんが難しそうと感じているのは、おそらくデジタルツールをバリバリに使いこなしたり、複雑なプログラミングも当たり前に組んだりするような仕事ぶりを想像しているからだと思いますが、必ずしも全員がすべてのスキルを持っているわけではありません。深い業界知識のある人、プログラミングが得意な人など、社内には各領域に専門家がいますので、それぞれの得意分野を持ち寄って、お客様にとってベストなものを提案すべくチームで仕事をします。

ishii

お客様にとってのベストとは具体的にどんなことですか?

ozawa

例を挙げると「売上をさらに伸ばすこと」や「もっと多くの人にお客さまのし商品やサービスを知ってもらうこと、そして購入してもらうこと」。単に新しい基幹システムを導入すればいいという提案ではありません。よくコンサルティングってちょっと上から目線の人達がスキームを説明しているイメージがありませんか?(笑)。当社はそういう類のコンサルタントでもなく、「消費者に愛されて売上を上げるためにはどうすればいいか?」という最終的なゴールを見据え、お客様企業と同じ目線で共に考えて実行します。

ishii

つまりお客様のビジネスが成長するための解決策を一緒に練る人たちと考えればいいのでしょうか?

komachi

そうですね。すでにテクノロジーの面では十分な環境を整えているお客様がいる時代です。しかし「道具は揃えてたんだけど使い方がよくわからない」「広告出してみたけど実際にビジネス効果があるかわからない」「革新的なサービスを提供したいのに、何をどこから始めればいいのかわからない」そんなお客様と具体的な解決策を考え、実際の変革の道のりも一緒に歩んで推進するのが私たちの仕事です。

デジタルは手段の一つ。新しいモノをクリエイティブに生み出すことが大切

ishii

お二人の話を聞くと「デジタルコンサルタント職」の「デジタル」は単にテクノロジー重視という意味ではないですね。

ozawa

そうです。デジタルはあくまで手段の一つ。マーケティングの中心にいるのは「人」ですから。例えば人が何かを購入するプロセスにおいて、何をきっかけにどのようなモチベーションで商品やサービスに興味を持ち購買に至るかなどをデータから解析したり、どんなウェブサイトや広告なら反響が大きいかをデジタルテクノロジーで検証したりします。多くの人に響く要素を発見したのなら、それをコンテンツ化したりアプリを作成したりして商品・企業への入り口を作ります。アクセンチュアはクリエイティブな領域もカバーするので、コンサルティングファームの領域を超えているかもしれません。

ishii

アプリのデザインもしているのですか? そのようなデザインができる社員も社内におられるのですか?

ozawa

当社には多種多様なスキルを持つ人材がいて、それぞれに得意分野や専門性を持っています。絵を描く能力に長けた社員もいますし、プログラムが書ける社員もいます。デジタルサービスに携わる社員には意外と女性が多いのも特徴ですね。

komachi

きっといしいさんの頭の中では「得意分野や専門性ってどうやって身に付ければいいの……」と思っているでしょう。得意分野は仕事を重ねるうちに見つけることもできます。当社は研修のメニューも実に豊富ですし、また実際プロジェクトに入って仕事をしながら学べるのも特徴ですね。

世界を舞台にすること。顧客の真のパートナーになること

ishii

御社は多様な仕事に携わっているだけでなく、グローバルな舞台で活躍できるのも特徴ですね。拠点は55カ国以上にあると聞きました。

komachi

当社のグローバルな環境と、先ほどの「道具はあるんだけど使い方がよくわからない」という例を理解するのに最適な事例があります。ある小売店を展開する企業が日本ではあまり馴染みのない外国に店舗を出すことを決めました。しかしその国の人に何が受けるのかがわからない。そこで当社の海外ネットワークを生かせば、その国出身の社員にすぐチャットなどで繋がり、嗜好やニーズなど顧客のリアルな意見から国特有の商慣習まで、あらゆる情報を即座に集められます。お客様から「その国の事情をよくご存じですね」と評価されました。

ishii

ウェブサイトや広告展開の提案など広告代理店のような仕事もされているのですね。

ozawa

実は私の前職は広告代理店ですが、一つ違いがあります。状況にもよりますが、広告代理店は広告の方向性についてお客様の意向を優先せざるを得ないことも多々あります。一方、コンサルティング会社は、広告を出したいと思っている理由であるお客様の課題そのものに一緒に取り組みます。ビジネスゴールの設定から共に行うので、お客さまが考える広告の方向性が正しいかどうか、ゴールに向かうための予算が限られている場合には業務全般を見て無駄がないかなど、顧客ターゲットも含めてあらゆる角度から検証した上で、よりよい方向性を示すこともあります。ビジネス上のパートナーといったところでしょうか。

ishii

お二人とも就活や転職時にそこまで深く企業研究をして入社されたのですか?

ozawa

そうですね。私の場合はそのようなエージェンシーの限界を超えて仕事をしたかったから。実際にその希望は実現できています。今私が担当しているものの一つはなんと、2050年の世界を想像しながら形作るプロジェクトです。これだけ先を見据えてお客さまの未来を一緒に描くような夢のあるプロジェクトに携われるのも、コンサルティング会社ならではです。

komachi

学生から見るとどんな仕事もかっこよく見え、迷いますよね。そこで私は働いている人がどれだけ楽しそうかを一つの目安にしました。アクセンチュアは社員の個性も豊かで、働き方も本当にバラエティに富んでいます。

性差は関係ない。社員個人を尊重する環境で働くこと

ishii

バラエティに富んだ働き方とは、女性が長く働きやすいという環境ですか?

ozawa

それはもはや当たり前。当社では男性も気兼ねなく育休を取っています。また、デジタルコンサルタント職の女性社員が、家庭の事情で伊豆諸島のある島へ引っ越すことになりましたが、彼女自身仕事を続けたいと希望。在宅勤務ができる環境を整備し、海と家族に囲まれながら仕事も継続しています。

komachi

私はちょうど年末に1カ月間の有給休暇を取りました。休暇についてもいつ取るかを決めるのは社員自身。もちろんタイトなスケジュールで働く時期もあるのですが、業務状況を見ながらリフレッシュできる時間も確保できます。会社が働き方を個人にあてはめるのではなく、社員個人が働き方を選べるのが当社です。

ishii

お二人の話を聞くと性差は関係なく個々の社員が尊重される環境が御社にはあるのだと思います。今後はその環境を生かしてさらにどんな仕事を目指しておられますか?

ozawa

よくボーダーレスの時代と言われますが、国と国、業界と業界などまだボーダーがあるのが現実。そんな壁を壊していくことでまた新しいサービスが生まれるので、それに携わりたいですね。当社にはまだ事業化できないけれど将来求められそうなサービスを考えるプロジェクトチームもあるんですよ。

komachi

デジタル領域では日本は欧米に比べて5年遅れていると言われています。日本には独特の文化と言語の壁があって、海外での勝負に気後れしているというもったいない部分もあるのですが、当社にはグローバルな環境がありますからそれを武器に世界基準のよいサービスを提案して日本を強くしていきたいです。ところでいしいさんは将来のキャリアはどう考えているんですか?

ishii

私は休学して海外に行くことを決めています。今のうちに外を見ようと思っています。

ozawakomachi

すばらしい! 私たち二人の話をよくまとめてくれるし、グローバルなセンスもあるし、外を見る勇気もあるし。ぜひ当社も将来のキャリアとして考えてみてくださいね!

ishii

個性を大切にする職場の雰囲気が非常に伝わってきて、魅力的な職場であると感じました。私も海外でまた新たな価値観を学んだ上で、自分自身のキャリアについて考えたいと思います。小澤さん・小町さんありがとうございました!

取材後記

ishii

取材前、デジタルコンサルタントと聞いて、デジタルというとどのようなお仕事なのかイメージが湧きませんでした。しかし、伺ったお話から、手段としてデジタルを使うのであり、それまでのプロセスは多種多様で、一人ひとりが専門分野を持っていると知り、自分の可能性を広げ、自分の得意分野を磨ける仕事であると思いました。また、バリバリ働きたい人も、子育と両立したいという人も、その人にあった働き方が尊重されているのも魅力的でした。スキルも働き方もさまざまな人材で溢れ、個性豊かで、良い刺激の多い職場なのだろうなと思いました。小澤さん、小町さん、ありがとうございました!

permalink.
PAGE TOP