【Part.01 MRを知る】MRの魅力について色々聞いてみた! in 武田薬品工業


みなさん、こんにちは! MFC学生スタッフのみきてぃです。これから3回にわたってMRの仕事の魅力について、製薬会社さんにお邪魔してお話を伺います。今日は武田薬品工業にきました。「MRを知る」というテーマで、まずはMRについて基礎的なことをうかがいましたよ!

登場人物

akeda
中央大学法学部を卒業後、MRとして武田薬品工業に入社。現在はMR職の新卒採用を担当されている。

miki
シンガポールチキンライスがマイブーム。現在は卒業旅行に奔走中。 春からはIT企業に就職予定。

文系が目指せる専門性の高い営業職『MR』とは?

miki

初めまして!今日はよろしくお願いします。私、ド文系なので、製薬や医療には疎くて……。初歩的なことから今日はたくさんお伺いしたいと思います!

akeda

こちらこそよろしくお願いします。なんでも聞いてくださいね。

miki

ありがとうございます! では、早速ですが、MRとはどのような職種なのでしょうか?

akeda

MRというのは、Medical Representativeの略称です。日本語では医薬情報担当者、となります。医療機関を訪問し、医療関係者に対して、医薬品の情報を提供、収集、伝達することが主な仕事です。

miki

なるほど。

akeda

MRというと、自社医薬品の有効性や安全性といった情報を医療関係者に提供することをイメージされる方が多いかもしれませんが、それだけではないんです。自社医薬品で副作用が発生した場合にはその情報収集を行いますし、もしその副作用が開発の段階で分かっていなかったものであれば、会社が医薬品の説明書にあたる添付文書を改訂することがありますので、その情報を伝達する役割も担っているんです。

miki

そうなんですね。具体的にどういった方々にお会いされるのでしょうか。

akeda

MRは、医師や薬剤師、看護師といった医療関係者に日々お会いしています。医療のスペシャリストを対象にしているわけですから、専門性が求められるというわけです。

miki

専門性が高いとなると、MRになる方は薬学部出身の方が多いんでしょうか。

akeda

実はそうでもないんです。公益財団法人MR認定センターの調査では、専攻分野が不明な方を除くと2015年度の現役MRのうち文系出身者の割合は、50%以上を占めており、文系出身が活躍している仕事なんです。

miki

それは知らなかったです。 驚きました!

専門ではない文系も『MR』として働いていける……の?

miki

文系出身の学生も多いとは分かったのですが、MRって専門性が高くて、非薬科系の学生が目指すにはハードルが高いな、なんて思ってしまうんですが。明田さんは、法学部のご出身ですよね? どうしてMRを目指されたのですか?

akeda

社会や人の役に立つような仕事に就きたいという思いがあり、就職活動を通じて、様々な業界のお話を聞きました。その中で、どんなことをするにもベースは体が健康である必要があると気づき、そこに携わることのできるMRを選びました。

miki

そうだったんですね。文系からMRになることに不安はありませんでしたか?

akeda

もちろんありましたよ。ゼロからのスタートで、医学・薬学の知識を深く習得できるのか、と不安でした。でも、まず入社後に4~5ヶ月間の新人研修があるんです。泊まり込みで。そこでみっちりと医薬品についての基礎や病気についての知識を学ぶことができるんです。

miki

充実した新人研修ですね。

akeda

長期の研修となりますので、同期との結束力も高くなり、いい仲間ができますよ。配属後も営業所単位で月1回は勉強会が開催されますし、より医学・薬学の専門性を高めるような研修も継続的に行われていきます。もともと医薬品に関する知識のない文系の方でも、一人前のMRになることができるバックアップ体制はしっかりと整っています。もちろん的確な情報を医療関係者に提供するために、自己学習も欠かせません。

miki

そうなんですね。

akeda

また、医療関係者と話す中で知識を吸収したりする機会も意外と多くあります。それが非常に勉強になるんです。活動していく中で自然と知識も身についていきますよ。大事なのは、もともとの知識量よりも、医療に貢献したいという気持ちと意欲。自ら学ぶ姿勢を忘れなければ文系出身の方も大いに活躍できるんです。

『MR』として、他の業界の営業とどう違うの?

miki

MRは、他の業界の営業職と比べてどのような特徴があるのですか?

akeda

そうですね、特徴は様々あるのですが、大きなものとしては、医薬品の納入、代金の回収、価格の交渉がないことがあげられます。これらの仕事は、製薬会社ではなく、医薬品を納品する医薬品卸さんに担っていただいているんです。

miki

MRは医薬品卸さんと連携しながらお仕事をされるんですね。

akeda

そうですね。また、それ以外に自社製品の有効性だけでなく、安全性をしっかりと説明しなければならないということも特徴です。自社製品を紹介するときは、どうしても有効性を多くお伝えしてしまいがちだと思います。しかし、医薬品の場合、患者さんのために正確な情報を伝えるということが不可欠です。ですので、安全性もしっかりと説明することが絶対に必要です。生命にかかわることですから。

miki

他の営業職とは大きな違いがあるんですね。MRとして活動するとき、どのようなことが重要なのでしょうか。やはり、知識をたくさん持っていることですか?

akeda

もちろん知識を持っていることは大切ですが、それだけではありません。医療関係者との信頼関係を築くためには、コミュニケーションスキルが必要ですし、担当エリアの医療上の課題を的確に捉え、その課題解決を意識しながら仕事に取り組む必要もあるため、課題解決能力も重要となります。MRと言われると「専門性」や「知識」というイメージが強いかと思いますが、実際は、こうしたビジネススキルも求められているんです。

『医療に貢献したい!』という思いが重要

miki

では、最後に、MRに関心のある文系学生に、メッセージをお願いします!

akeda

文系からMRになることに不安があるかもしれません。しかし、知識は入社してから自分次第でいくらでも身につけられる環境があります。大切にして欲しいのは、医療に貢献したい、ひとの命に関わる仕事をしたい、という気持ちです。ぜひ、臆せず飛び込んでみてください!

miki

明田さん、本日はありがとうございました!

取材後記

miki

MRと聞くと、高度な知識が必要というイメージばかりが先行していましたが、価格の交渉がなかったり、自社製品に関して、有効性だけでなく副作用情報などの安全性も誠実に伝えなければいけないという特徴が見えてきたり、MRの仕事について今まで知らなかったことを知ることができました。明田さんが、「医療に貢献したいという強い気持ちがあれば大丈夫」と強くおっしゃっていたのが印象的でした。ありがとうございました!

次回は、アステラス製薬さんにお話を伺います!

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