日立製作所が評価した学生プレゼンTOP3


今年も12月13日(土)のオリエンテーションから始まる日立製作所のProject2015
「社会課題をITで解決するビジネスプラン」という、日立が推進する社会イノベーション事業に挑戦することのできる絶好の機会だ。
どんな社会課題をテーマにするかがまず大きなポイント。そしてボランティアではなく、ITビジネスプランとして解決しなくてはならない、難易度の高いテーマだった。
決勝大会は大勢の日立社員が見守るなか、各チームとも趣向を凝らしたプレゼンを披露し、優勝予想ができないまさに”激戦”だった。
今年挑戦する方のために、昨年トップ3に選ばれたビジネスプランをご紹介!

チームUmeko

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女子学生3人組のUmekoがプレゼンしたのはズバリ「医療問題」。
特に医療費の無駄遣いを解決する、というものだった。治療に薬は大きな効果を果たすが、意外と飲み忘れが多い、とUmeko。そこでピルケースをネットに繋ぎ、薬の飲み忘れを防いだり後どれくらいで治療できるかを可視化させ、治療までの意欲を向上させると言うアイデアだった。

苦労したのはビジネスモデル。このピルケース、技術的には問題無いことが説明できたが、その分高価になってしまい、消費者自己負担は現実的では無いと考えた。最終的には製薬会社や保険会社から収益を得るプランへと変更。実際に製薬会社へインタビューを実施し、ニーズを拾い、かつ日立が狙っているビッグデータの活用をうまく取り入れているところが高評価を得た。

チームcHALLenGers

SONY DSC同じ大学の四人組で結成されたcHALLenGersが挑んだのは「子供の防犯問題」。

年々増加する児童犯罪。セキュリティグッズにも注目が集まっているが、いづれも犯罪が起きた後のアラートに関するものばかり。現実的には事件が起こってからでは遅いのだ、とcHALLenGers。そもそも犯罪が起きない仕組みはないだろうかと考え付いたのが衛星システムを活用した地域のハザードマップ。地域住民全体で作っていくハザードマップと、街を巻き込む収益構造を提案。全員ITの素養がなかったため、それまで行ったことすらなかった理系の教授の研究室を訪ねたり、有識者にアポを取ってインタビューに行くなど下調べも十分。

また、「イノベーションといえばジョブズ!」と全員スティーブジョブズの服装で登場。エモーショナルなプレゼン含め、プレゼンテーション自体も素晴らしいものだった。

チームじっぺーず

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そして見事優勝したのが当時まだ2年生だった4人組チームじっぺーず。提案したのは「ベトナムの職業格差」。4人中3人が帰国子女というグローバルチームだったがゆえに最初から「テーマはグローバル」だったそう。他チームが国内の課題だったので、結果的にはこれが個性となった。

ベトナムでは求職者と企業でミスマッチが生まれており、これをITで解決するというプラン。すでに日立がベトナムで実現しているシステムインフラを活用し、職業訓練をITでサポート。人を採用したい企業とのマッチングを図る。

圧巻だったのは現地のニーズ調査と収益換算。もともと収益に関しては選考基準ではなかったが、そこを緻密なシュミレートをもとに弾き出してきたことによりぐっと現実味が増すプランにすることに成功。リーダーの小山田君のインタビューもあるのでそちらも読んでみてほしい。


いかがだっただろうか。ただの社会解決で終わらせず、ビジネスモデルとして構築することは本当に難しい。しかしその困難を乗り越える過程で様々な気づきと成長が得られるはずだ。そして日立のProjectは大勢の社員が中間フィードバックでチームごとに個別でフィードバックをくれる。「辛口だったけど、あのフィードバックが本当に良かった」と大勢の学生が口にするそのサポートがあれば、きっとあなたも大丈夫。
今年の日立のProjectでは誰が優勝するのだろうか?それはあなたかもしれない。

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