【学生海外レポート@メキシコ】vol.6 女子大生がメキシコで無職になった話


(*こちらの記事は全て2015年11月時点のものです。)

Hola! みなさんこんにちは! メキシコでインターン中の佐々木です。 私のメキシコ滞在も残り3ヶ月となってしまいました。このブログもとうとう第6回です。 実は私、訳あって、9月20日から10月14日までの約3週間、メキシコで無職生活をしていました。(照)
安心してください!(今は)働いてますよ。

日本人女性22歳、メキシコで無職

忘れもしない、2015年8月21日金曜日。
私はケレタロの会社の上司・ジョアンナさんに「大事な話がある」と会議室に呼ばれました。 そこで彼女が放ったショッキングなセリフがこちら。
「ヒロエ、経済的な事情で9月20日いっぱいで契約を切ることにしたんだけど、今後どうする?」

……は?

そして提示されたのが以下の4つの選択肢。

①日本に帰国する
②給料を10800ペソから6000ペソに減給(約40%カット)、現状通りの労働時間で働く
③フリーランサーとして、仕事の依頼があったときに、その仕事を引き受けて働く
④転職をする

完全に頭真っ白です。 え、どうすればいいの?わたしまだ日本に帰るつもりなんてないし、6000ペソじゃ食費と家賃払うので精一杯だし、フリーランサーなんて不定期な働き方できないし、親から仕送りもらうつもりもないし……。
私は選択肢「④転職をする」を選ばざるを得なかったのです。

しかし、転職先を見つけることが予想以上に難しく、敢え無く地球の裏側メキシコで無職生活を送ることが確定してしまったのです。

さらにここで、10月12日に住んでいる家の契約が切れるからヨロシク!と大家さんから宣告されます。
つまりそれまでに転職先と定住先を見つけないと、「住所不定無職」になってしまうというオプション付きでした。これは焦りました。

メキシコで就活

MFC_Hiroe_6_1 はじめ、ジョアンナさんからの言葉を聞いたときは文字通りどん底に突き落とされた気持ちでした。

必死で勉強してきたスペイン語が結局会社の期待に沿うレベルに達しなかったんだな、という自己嫌悪と、努力が報われなかった自信喪失。 さらに一番仲が良いと思っていた同僚の女の子に突然裏切られたことによる人間不信。この時期はいろいろな負の感情に苛まれ、非常に苦しかったです。

そんなもやもやを心に抱えながら、「就活」を開始しました。上手くいかないことが多くて当初は気分が重かったのですが、生徒や元同僚たちが協力してくれたこともあり、いくつか求人を見つけました。
そしてスペイン語で電話・メールをし、面接を行っていくうちに、スペイン語で就活をしている自分がちょっとかっこいいいなあと思ったり、「無職」の期間を悲観的に捉えず、遅く来た夏休みだと思って満喫しちゃおう!と思ったりと、なんだかポジティブな気持ちになってきたのです。 そして就活の結果なのですが、なんと6社受けて6社から内定が出ました。
「メキシコで日本語とスペイン語が出来る人はなかなかいないから、是非うちにきてほしい」「翻訳ができる人をずっと探していた」
ここでようやくケレタロでインターンをしてきた約5ヶ月間は、決して無駄なものではなく、きちんと自分の血となり肉となっていたことに気づき、自分に自信が持てました。 そして純粋に私のことを必要だと言ってくれる人がいたことが最高に嬉しかったです。

こうして私はめでたくグアナファト州にある日系のメーカーの工場内で通訳・翻訳の仕事をすることになりました。私がメキシコでやりたかったことのひとつが通訳・翻訳としての経験を積むことだったので、ようやく私の希望がひとつ叶いました
現在は上司の日本人の方々と同僚のメキシコ人たちの円滑なコミュニケーションの一助となれるよう、日々尽力しています。(余談ですが10月12日に引っ越しが完了したので、住所不定無職は免れました。)

まとめ

e1c974105cfa259284f3e8183a05110c_s 今回の出来事によって私のメキシコ生活は大きな転換期をむかえ、向かい風が追い風になったように感じます。
今の私はスペイン語でメールも電話も面接もできる。翻訳もできる。おまけに外国人に日本語だって教えられる。
前のインターン先を辞めることになったのは非常に悲しく残念なことでしたが、その経験も通して、この半年で私は結構レベルアップしたんじゃないかなと思います。

ケレタロでのインターンを辞めたことで、以前より条件が良くて希望にかなった職場で働けることになったし、素敵な新居も会社が提供してくれることになったし、ケレタロを離れる1日前にはかっこいい彼氏もできたし。……おや?(笑)

メキシコに来る前から描いていた目標「インターンシップを通して実践的なビジネスレベルのスペイン語を身につけること」そして現在の目標「どんな環境でもひたむきに働き、プロとして信頼されること」この2つを胸に残りわずかの日々を大切にし、実りあるメキシコ生活を過ごしてまいります。

それではまたお会いしましょう。アディオス!
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