【学生海外レポート@メキシコ】vol.3「ビジネスレベル」の外国語って?



(*こちらの記事は全て2015年8月時点のものです。)

Hola! みなさんこんにちは!佐々木です!
夏ですね!夏休み、満喫していますか?私は今年、夏休みがありません。とほほ。
日本は暑いですか?みなさん熱中症にはお気をつけくださいね。
こちらメキシコ・ケレタロは日中カラッと晴れて街中を焦がすように日差しが強く、朝晩は気温がぐっと下がって涼しく快適です。そして一応雨期なので、夕方から落雷・豪雨、なんてこともしばしば。

さて私は今回、インターン生としてメキシコにやってきたわけなのですが、この渡墨の目的のうちのひとつとして、通訳・翻訳の経験を積み、ビジネスレベルのスペイン語運用能力を身につけることを挙げています。

ところで、この「ビジネスレベル」という言葉、よく耳にし、口にする言葉だと思います。でも実際のところ、一体どのレベルがビジネスレベルに相当するのか、この言葉だけでは全くわからないんですよね。そう、外側だけ立派で中身が空っぽな、ハバネロみたいな。(メキシカンジョークですよ☆)

たとえば、ある企業の採用情報にこう書いてあります。「必須条件:スペイン語(ビジネスレベル)」この会社が示すところのビジネスレベルって一体どの水準を指すのでしょうか。取引先の外国人を接待できるレベル?海外でバリバリ営業できるレベル?議事録をとれるレベル?

今回のレポートではビジネスレベルのスペイン語運用能力について私なりに定義づけてみたいと思います。

検定試験を上手に活用しよう

まず自分の語学力がビジネスレベルであることを明示する方法を紹介します。
それは検定試験を活用することです。
要は、○○語検定○○級持ってるので私の○○語はビジネスレベルです!って証明する方法がこれですね。誰でも思いつく超王道な方法です。

日本で受けられる主要なスペイン語の検定試験はDELEとスペイン語技能検定(西検)の2種類なのですが、一般的にDELE・B1(中級)以上、西検・4級以上がビジネスで通用するスペイン語能力だと言われています。それぞれDELEのB1では「既に知っている話題の内容を理解し、日常生活における様々な状況に対応することができるレベル」、西検4級では「簡単な日常会話ができ、文法を一通り終了」したレベルのスペイン語力を証明できます。
(参照:DELE / スペイン語技能検定

現在滞在3ヶ月目の私のスペイン語力は、まだ検定を受けていないので目算でいうとDELEのB1、西検4級くらいだと思います。しかし私のインターンの最終目標は、通訳者としての経験を積むことです。通訳者として働くためにはDELEのB2以上、西検2級以上のスペイン語能力が求められます。まだまだ修行が必要です……。

実際の仕事で求められるスペイン語のレベルを明確にしよう

Business-English
上記で私はこう書きました。
■一般的なビジネスレベル:DELE・B1(中級)以上、西検4級以上
■私に求められている「ビジネスレベル」:DELE・B2以上、西検2級以上
……そうです、人によって求められる「ビジネスレベルのスペイン語」は異なるのです。
つまりビジネスレベルのスペイン語習得の第1ステップは、自分に求められているスペイン語のレベルを把握した上で、それに相当する検定試験に合格することです。自分のビジネスで本当に通用するスペイン語運用能力こそが、その人にとって正真正銘の「ビジネスレベル」なのです。

戦略的に、実践で使えるスペイン語を習得しよう

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次のステップは各業界、各職種で必要となりうる知識を戦略的に習得することです。
私は以前、空港-東京駅間を繋ぐ特急列車の車内販売アテンダントのアルバイトをしていました。その際、乗客とのコミュニケーションを円滑に行うことと、売上を伸ばすことを目的に、接客用&販売用の英語、スペイン語、中国語を重点的に叩き込みました。その結果「列車内限定」で4か国語を流暢に話せるようになり、かつ売上に貢献することもできました。これが戦略的な言語習得の一例だと思います。これは他の職業でもいえることでしょう。その職業ならではの用語、知識、使えるフレーズを優先的に自分のものにしてしまうのです。そのためには、自分が実際に働いている、または将来働く予定の職業をする上で必要となるスペイン語運用能力は何かを明確にする必要があります。

また、スペイン語を使って働いた実務経験があると尚良いでしょう。ボランティアやインターンシップやアルバイトを通して実務経験を積むことは、実体験としてその業務内容におけるビジネスレベルのスペイン語能力を身につけられます。さらにその経験自体がビジネスレベルのスペイン語能力の証明となりうるケースも十分ありえます。「実際にスペイン語を使って働いていた=ビジネスレベルのスペイン語力がある」という考え方です。とりわけ求人サイトでスペイン語を応募要件に記載している会社は経験者を優遇する傾向にあるので、機会があれば是非スペイン語を使った活動にチャレンジしてみましょう!

結論

筆者の定義するビジネスレベルのスペイン語力
1.(広義)DELE・B1(中級)以上、西検・4級以上のレベルのスペイン語運用能力のこと。
2.(狭義)自分が実際に働いている、または将来働く予定の職業をする上で必要となるスペイン語運用能力のこと。

さらに、ビジネスで実際に通用するスペイン語運用能力は、
「①検定による語学力の証明+②各業界、各職種に必要な語学力の戦略的な習得+③実務経験」この三要素によって構築されるものだと思っています。

現在の私をこの三つに当てはめると、こんな感じです。
①11月DELE受験(B1かB2かは未定)に向けて勉強している
②8月末より最長3か月間某日系企業にて通訳をする予定なので、専門用語を暗記したり、通訳用のトレーニングをしたりしている
③現在は翻訳の仕事をしており、上記の通り8月末より通訳としての経験を積む予定

目標に少しずつ近づけるように頑張りたいと思います!今回は以上です!

☆メキシコトリビア☆
メキシコ人は辛い物大好きで、あらゆる食べ物に唐辛子のフレークをかけて食べる。マンゴーやパイナップル、イチゴにかけるのも定番。

それでは、最後に。
暑中お見舞い申し上げます!!!

Hasta el próximo mes. また来月お会いしましょう。

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