【学生海外レポート@バンコク】vol.10 タイにいて思う、人生の勝ち負けにこだわる虚しさ



こんにちは、掘りです! 今月は、日本の友人や後輩がタイに遊びにきてくれたりして、忙しくも充実した休日を送れています。
タイで日本の知り合いに会うと、とっても懐かしく嬉しいです。早く日本に帰りたくなる気持ちもありますが、残りの期間頑張るぞー! と最近は精を出しています。

はい、今回のブログはどんなことを書こうかなと悩んだのですが、私の人生観について書こうと思います。
MY FUTURE CAMPUSの目指すところにも共通していると思い、私なりに「生き方」について書いていきます!

(*こちらの記事は全て2014年8月時点のものです。)

外こもり?

何故、こんなことを書こうと思ったのかというと、最近先輩からもらったとある本を読み衝撃を受けたからなんです。
20080716203731講談社から出版された本で、タイのバンコクにいる「外こもり」について書かれた本です。「外こもり」とは、海外に出て引きこもっている人のことです。要するに、最終的にタイに行き着き、そこに「こもる人」を題材にした本です。
海外に出て何故引きこもるのか? と私も最初は疑問だったんですが、引きこもる理由はタイの居心地の良さだということがわかりました。
ある人は、日本で必死に働いて働いて、仕事に疲れていたときにたまたまタイに訪れたら、居心地が良かったのでずっとタイにいる。
またある人は、語学留学で外国で英語力を磨いたのち日本で就職活動。しかし就活のプレッシャーに耐え切れず、タイに行ったら気が楽になり、そのまま移住。
そのまたある人は、日本の会社で一生懸命働いていたが、あるとき上司から「おまえの代わりはいくらでもいる」と言われてショックを受け、退職して旅に出てタイに行き着く。
この本の中には「外こもり」について他にも様々なケースが書かれています。

タイの「マイペンライ」な雰囲気に安らぎを得て「無理に働かなくてもいいのだ。気楽にいこう」と考えてしまい、タイの居心地のよさを感じ、ずっと働かずタイにこもって生きているのです。お金がなくてもなんとか生きていける、かといって外に出るお金もないので家から出ない。こうして「外こもり」が完成するのです。
みなさんは、上記の人たちのことをどう思いますか?

勝ち組? 負け組?

社会の競争に負けた負け組? 社会不適合者?

日本では「勝ち組」「負け組」という言い方で、人間の価値を学歴、勤め先や収入で決めつける風潮がある気がします。そういう風に考えてしまうのも、日本社会に漂う全体主義的雰囲気のせいでしょう。学生も「大学は行って当たり前」「大企業に勤めることが全て」とある種の固定化した価値観はあると思います。そうした環境の中で生活しているせいか、どこか他の価値観を認めにくいのが我々日本人の悲しい性だと私は感じております。私の親も、私が休学してタイに行こうと決めたとき、「みんな大学を4年で卒業するのにどうして人と違うことをしたがるのか?」と、私が人と少し違う道に歩むことに理解ができなかったようです。(休学インターンは、もはや今では変わった選択肢ではないと思いますが……。)

MY FUTURE CAMPUSで講座を受講している人は、「外こもり」する人なんてほとんどいないでしょうが、でも、生き方に勝ち負けってあるのでしょうか?

例えば、甲子園で話題を呼んだ「おにぎり少女」。彼女はただ一生懸命に応援していたマネージャなのに、「志望校下げてまでやる意味ってなんだ?」「彼女がかわいそう」など自分だけの価値観を押し付けるかのように、いらぬおせっかいがネット上を騒がせており、私は気分が悪くて仕方ありませんでした。
1つの価値観で生きていくことは簡単です。しかし、他の価値観を認めることができない人って、なんと世界が狭いのでしょうか。そう思いませんか? でも、現に日本人でそういう人は大変多いのです。だから日本が世界に遅れを取ってしまっているところもあるかもしれません。
多様性を認め、共存していける人は素晴らしい人だと思います。みなさんにもそんな人になってほしいです。人の生き方に口を出す批判家より、認め合う人格者になれるといいなと思います。そういう人が、世界でも活躍できる人材だと思います。

あと、もう1つ。

みなさんにも自分の生き方を責任もって自分で歩んでほしいと思います。自分のやりたいことは本気でやる。誰に言われてもやる! そんな気概で歩んでほしいと思いますし、私もそういう風に人生を生きたいと思います。
ここバンコクにいる人は、そういった本気で人生を歩んでいる人がたくさんいます。
起業して成功している人、日本では叶えられなかったがタイでプロサッカー選手の夢を叶えた人、バックパッカーから帰りアパレル業界で一発発起している人。
かっこいいですよね? だけど、この人たちは我々が一般的に考える「普通」とは違った道を選んだ人たちです。もしかしたら、この人たちも日本社会からドロップアウトして日本社会における「負け組」になっていたかもしれません。しかし、彼らは自分のやりたいことを本気でやったからこそ、今の立場があるのだと思います。

人生は1度きり。自分の人生を本気で生きてみましょう!

それでは!

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