【日本経済新聞社】日経を活用して、企画を考えよう!


キャリア・インカレ参加者にとって、経済ニュースの抜かりない情報収集は一つの課題。その課題を解決できそうな日経電子版の便利なツールについて聞きました。そして、学生の代表として「なぜ新聞記事を読むのか? ニュースをどう読めばいいのか?」というストレートな質問にも答えていただきました。

%e6%97%a5%e7%b5%8c%e9%9b%bb%e5%ad%90%e7%89%88

日経電子版はこちら

日経電子版お試しナンバーについてはこちらをご確認ください。

お話をしてくれた方 江村 亮一さん
日本経済新聞社 デジタル編成局編成部長
profile_incolle1991年京都大学法学部卒、日本経済新聞社入社。大阪経済部、編集局産業部(現企業報道部)、名古屋支社編集部などで企業取材を約20年、手がける。得意分野は自動車、エネルギー、エレクトロニクス。2012年4月企業報道部次長、12年10月電子編集部次長を経て、2015年4月から現職として日経電子版の事業企画や運営などを担当。趣味は水泳。
お話をしてくれた方 東 弘行さん
日本経済新聞社 デジタル編成局編成部
profile_incolle22005年12月 大日本印刷から日本経済新聞社へ入社。情報技術本部で日経ネットなどのサイト開発を経て、2008年から日経電子版の立ち上げメンバーとしてシステム開発を担当。編集システム、スマホアプリやサイト、紙面ビューアーなどを手がける。近年は、日経電子版のサービス開発全般を担当。
お話を聞いた人 青野 将大
MY FUTURE CAMPUS学生スタッフ 東京大学3年生 農学部国際開発農学専修
profile_incolle3サッカーサークルの他に学生団体に2つ入っていて、趣味はフットサルやサッカー、ボルダリングなどアクティビティ全般が好き。将来は日本ではなく、海外の勤務を希望している。成熟した市場ではなく、成長途上の国々で市場とともに、勤務企業の成長を成し遂げたいこと、マーケティングなどを通して国家ごとの文化の違いに触れたいと考えている。

1つの事実には、いろんな見方があることを知るための新聞

―― MFC学生スタッフの青野です。正直にお話しすると……実は私は新聞をほとんど読みません。ニュースはスマホで片手間に眺めることが多く、きっと私のような学生は多いのかなと感じています。

江村さん メールやLINEをチェックする合間に、気になるニュースだけチラッと見る学生が多いかもしれませんね。一方で最近では、有料の日経電子版に新規登録する読者のうち7人に1人は大学生です。大学生読者の声を聞くと、就活で企業研究をしたり、世界経済のキーワードを知るために読み始めたり、という声があります。かたや新聞を読まない学生の声を聞くと、記事の内容が難しいと感じているようですね。そのような学生の場合、その記事1つだけを読んですべてを理解しようとしがちです。しかし、新聞記事に書かれる事実は過去から始まっています。過去の関連記事からその事実のバックボーンを知ることでニュースを理解しやすくなります。

―― マイナス金利を例にすると、新聞にはいろんな視点の記事やコラムがありますね。あるコラムを読むと説得力があって「なるほど…」と思っても、別の記事を読むと「あれ? さっきと違うなあ」と感じることもたびたびです。

江村さん 確かにマイナス金利については日銀と都市銀行、預金者それぞれの立場によって見方が変わりますね。1つのファクトでもいろんな見方・切り口の記事が存在するのは、この「立場」のためです。そしてコラムと記事もまた違います。青野さんが言う通り、コラムは論理的に解説しますし、事実のみを伝えるストレートニュースもあります。コラムも記事もその重みに差はありません。学生なら最初に記事を読んで自分なりの仮設を立ててから、次にコラムや解説記事を読み、もし不一致があれば、その差を過去の記事から紐解いていくことも新聞の一つの読み方です。先ほど申したように、過去を知ることで理解できるニュースがたくさんありますからね。時間が経つことで見えてくる事実も存在します。過去と現在を理解できたなら、今度は未来を推測する根拠にもできます。このように1つの事実・ニュースを「立場」「時間軸」など様々な見方で理解できるのが新聞です。

_dsc0030

記事の読み方について、ご説明をいただいた江村さん。

経済を細分化し、多くの人と時間をかける日経

―― 日本経済新聞はその名の通り経済に強い新聞ですが、他の新聞も経済部を持っています。しかし、就活になると大学の先生や就職課の職員は日経を勧めてきますね。

江村さん 他の大手の新聞の場合、経済部以外にもスポーツ部や社会部などにも多くの記者を投入しています。一方で日経は経済ニュースの報道に記者を重点的に配属し、さらに企業報道部、商品部など細分化して記者を配置し育てています。またトヨタ自動車や日立製作所など日本を代表する企業の場合は、1社に複数の担当記者を張り付かせています。ですからストレートニュースや解説記事を問わず、情報量の多さは他社と大きく違ってきます。そのため大学の先生や就職課の方々は、経済状況や企業動向がよくわかる日経を就活に勧めるのだと思います。ところで青野さん、日経は経済だけだと思っていませんか? じつは文化面の記事も人気なんですよ。そして社会人の読者には競馬予想もよく当たると好評です(笑)。

―― 私は学生なので競馬とは縁のない生活ですが……(笑)。1つの企業をじっくり研究するという点では、今回のキャリア・インカレでは日経の情報が役に立ちそうですね。

東さん 企業研究はもちろんですが業界全体のニュースや、その企業を知る上で絶対に欠かせない経済用語を勉強できるのも日経です。東京ガスのテーマにチャレンジする学生なら、ガス自由化は欠かせないキーワードでしょうし、それに向けた業界の動きを過去から細かく知ることも大事でしょう。また日本航空の場合ならLCCの動向を見る必要があり、LCCの親会社の財政状況や日本航空にとってライバルとなりそうな航空会社を詳しく研究することも必要でしょう。またキャリア・インカレは来年1月8日が決勝ですから、1つの企業とその業界を長期間にわたって調べる必要があります。そういう意味でも日経のニュースや情報は大いに役立つと思います。

―― キャリア・インカレや就活をきっかけに日経を読む習慣ができると、社会人になってからもメリットはありますか?

東さん キャリア・インカレに参加する学生の多くは、やがて企業へ就職し、取引先へ出かける機会もあると思います。そのときに相手企業のことを何も知らないのでは仕事になりません。取引先が午前中に発表したプレスリリースの内容を知らないで午後の打ち合わせに行くことは、社会人としての評価を落とします。厳しいですがそれが現実です。日経を読むことは就活ツールの一つだけでなく、社会人としての準備練習にもなると思います。日経電子版には情報をキャッチするためのツールはたくさん用意してますからね。

_dsc0042

ツールとしての魅力について語って頂いた東さん。

欲しい情報やニュースをもれなくキャッチできる日経電子版

―― 日経電子版に用意された情報収集のための豊富なツールとは、どのようなものですか?

東さん キャリア・インカレでも使えそうなツールとして「Myニュース」機能があります。例えば「ガス自由化」に関するニュースやコラムをもれなくチェックしたい場合、「ガス自由化」というワードを登録すれば、自動的に関連したニュースやコラムなどがピックアップされ、保存機能を使えばスマホやタブレットからも繰り返し読むことができます。Evernoteとの連携機能もユニークに使えますよ。例えばEvernoteで「LCC」「空域の容量拡大」に関するノートを作成・編集している時、LCCや空域拡大に関する記事が自動的に同じ画面上に表示され、参考情報を取りこぼしなく収集できます。また、日経電子版で記事を読んでいるときに関連する仕事や就活のEvernoteのメモが表示されて、素早く確認することができます。これらのツールは就活で企業などの情報収集をするときにとても役立つと思います。他にも名刺やカレンダーとの連携アプリもあり、企業動向や経済ニュース、株価など常に最新かつ必要な情報をキャッチできるのが日経電子版です。

_dsc0052

具体的な「Myニュース」の使い方について、説明してもらいました!

―― やはり電子版と紙面の違いは、そのスピードになるのでしょうか?

江村さん 電子版は24時間更新していますからスピードは大きな違いの一つです。もちろん、電子版も紙面もそれぞれの特性を生かした良さがあります。最新の例では、LINE株式会社が格安スマホの販売を開始するニュースがありましたが、これをいち早く伝えたのは電子版。そして紙面では、なぜLINEがスマホを販売することを決めたのか? 他の格安スマホの企業にはどんな影響が出そうかを細かく分析し解説しました。このように紙と電子デバイスによっても、いろんな切り口で経済ニュースを発信しています。

―― ここまで多くの機能を持つニュース配信サービスは他に聞いたことがありません。日経が積極的に電子版を充実させられるのはなぜですか? また今回、無料で電子版を利用できるサービスがあると聞きました。

江村さん 日経電子版の運営を担当しているデジタル編成局には約80名の社員がいますが、そのうち半数以上が東さんのようにエンジニアです。社内にシステムエンジニアがいることで、新聞社らしいアプリを自分たちでつくることができます。現在、紙の日経の読者数は約270万人で電子版の有料会員数は約49万人です。2010年のサービス開始以来、年間13%の増加で会員数が伸びており、今後も増えていくことが見込まれています。今回はプレエントリーされる学生の皆さんから「こんな機能があるといいのに」というリクエストをぜひいただきたいですね。

東さん 今回、キャリア・インカレへ参加する学生の皆さんは、日経電子版を1カ月間無料で利用できます(※くわしくはプレエントリー後に届くメールを確認してください)。日経の朝刊夕刊はもちろん、気になるワードを登録して知りたいニュースを確実に読める「Myニュース」も使えます。パソコンでもスマホでも連携して利用できます。ぜひ今回の無料利用期間で「情報の収集・整理・加工・発信」という一連の流れを体験してもらいたいです。もちろん過去の記事の検索もできるので、その事実・ニュースのバックボーンを知るクセも身に付けてください。

―― 今日はあらためて新聞やニュースの読み方を知ることができました。おそらくこの取材記事を読んだ学生の多くも、同じことを感じたと思います。ぜひそんな学生へメッセージをお願いします!

江村さん 「1つのニュース・事実にはいろんな見方がある」--。このことに気付いてもらえたことはとてもうれしいですし心強いです。学生の皆さんはこれから社会に出て、多くのニュースに触れることになるでしょう。そのたびに思い出してください。1つの事実には立場や時間によっていろんな見方ができることを。この意識があれば社会人として冷静な判断もできるはずです。今回のキャリア・インカレも社会人になるステップとして、情報を的確に収集・整理して、ぜひ自分たちが納得できるものを発信してもらいたいです。

東さん 情報を収集する目的は、次のステップに進むためです。もちろんそのステップの上には、よい結果があればいいのですが、結果も1つの事実と同じで見方や捉え方によって評価は異なるものです。ですから簡単に「皆さんのよい結果を期待しています!」とは言えないのですが、今日の私たちの話から、ニュースも事実も結果もとことん突っ込んで調べて考えることの大切さを感じてもらえたならうれしいです。キャリア・インカレのテーマにも日経の情報をフル活用して、とことん突っ込んで頑張ってください!

_dsc0092

日経の方が多数いる中、「あまり新聞は読まないのですが……」と凍り付くワードを繰り出したにも関わらず、
暖かく取材に答えて頂きました。

青野 将大の取材後記

_dsc0119

取材のとき、開口一番「新聞を読まないのですが……」から入って、取材に同席された社員の方も苦笑されていましたが(これからはちゃんと読みます!)、新聞を読むことの意義や日本経済新聞の様々な魅力をこと細やかにお話しいただきました。キャリア・インカレに出場する学生のみなさんもこれを期に新聞を読む習慣をつけましょう。きっと自分のアイデアを洗練させるためのヒントがあると思います。江村さん、東さん、誠にありがとうございました!


ci_idea_ec

permalink.
PAGE TOP